2017年8月3日

伝わる映像とは何なのか?

映像は、雑誌や書籍のように手を止めてじっくり読むということができません。時間軸で動くメディアなので、常に動き続けています。
そのため、ひとつの映像の中にあまり多くの情報を詰め込むことはできません。たとえ詰め込んだとしても、人間が情報を整理しきれないのです。

 

映像を使って何かを伝えるときに大切なのは、何でしょうか?

それは伝えたいことをできるだけひとつに絞ることです。

 

打ち合わせ段階では、クライアントはひとつの映像の中に様々な情報を盛り込んで多くのことを伝えようとしがちです。しかし、それだとポイントが分散してしまい、視聴者には伝わらなくなってしまうのです。

 

15秒や30秒ほどの映像では、伝えられる情報はひとつだけ。3分ほどの映像でやっと3つほどです。

3時間を超す長編映画であっても、本当に伝えたいメッセージというのはひとつだけということもありますよね。映像はそれほど多くのことを伝えることはできないのです。

映像を作る前の構想段階では、伝えたい情報はいくつあっても構いません。しかしアーツテックでは、必ずクライアントにその中から特に重要だというものを3つほどに絞っていただくようにしています。最終的な映像の長さによってはさらに絞って1つにしてもらうこともあります。

ひとつの映像には、いろいろなことを詰め込み過ぎないようにするのが、伝わる映像を作るポイントです。

 

後は、クライアントの社内の空気や社員の声、チームワークや会社の目標など、その企業が持っている雰囲気をできるだけダイレクトに伝えられるよう意識して映像を制作しています。
こういった想いを映像に乗せることが、伝わる映像を制作するコツです。