2018年1月9日

アイデアを出すということ

クリエイティブの世界において、仕事とはアイデアを出すことから始まると言っても過言ではない。

 

僕は商品のマーケティングや映像の企画、脚本など様々なジャンルの仕事をしているが、どれも本質のところで「アイデアを具現化する」ということに変わりはない。

 

では、どうやったらアイデアが出るのか。
よく「お風呂の中でひらめいた」とか「毎日のルーティーンの散歩中にアイデアが降りてきた」という話を見聞きしたりもするが、僕の場合はそうではない。
実は、クライアントからブリーフィングを受けている最中に、アイデアの8割程を産み出しているのだ。

 

ブリーフィングとは、クライアントから仕事の依頼を受ける時に、仕事の経緯や背景も含めて何を求めているのかということを説明してもらう一番最初の打ち合わせのこと。

 

クライアントからのブリーフィングの中には、「商品が抱えている課題」や「クライアントが望む結果」、そのために使える「予算」や「スケジュール」などの条件などが含まれる。

 

つまり、頭の中が新たな情報で最も活性化しているタイミングに集中力を高め、アイデアの大部分を産み出してしまうという訳だ。
インプットとアウトプットを同時に忙しなく行っているということになる。

 

その時の頭の中の状態をもっと説明してみようと思う。

 

クライアントの話にしっかりと耳を傾けながらも、どうやって課題解決するかということを緻密に考えていると、過去に自分がインプットしていた情報の欠片と今自分が巡らせている課題とがパーンと合わさる瞬間があり、それがアイデアなのだ。

 

だから、「アイデアを産み出す」というよりも「アイデアに出会う」という方がニュアンスとして正しいのかもしれない。

 

アイデアに出会うためには、偶然を期待しているようではダメ。
普段から自分の仕事はもちろん、仕事の周辺の情報も含めてインプットすること。
そして、普段から集中して物事を緻密に考え抜く癖を付けておくこと。

 

この2つを徹底すれば、必然的により良いアイデアに出会えるのだと思う。