一流とは、お客様を感動させられる人
2017.12.11 (Mon)
2017.12.11 (Mon)
一流っていうのは、僕はお客さんを感動させられる人だと思います。
求められることをしっかりとやりきるっていうのだけでは、僕は一流だとは思ってない。それは、仕事人だったら当たり前のことじゃないですか。
そこまで頼んだわけじゃないのに、圧倒的な成果を出す。“こんなに売り上げが上がるとは思わなかった”とかね。
そこまでやるのが一流です。
ビジネスの動画を作っている以上は、それによって利益を得ることが目的ですから。
そこで感動していただけると嬉しいですね。
ここ数カ月だけでも、複数のお客様、それこそ一部上場企業の社長にまで呼ばれたんですが、そこでお褒めの言葉をいただいて。
そこでは「予算上げてもいいから、海外の支社に行って、その撮影もやってきてくれ!お金は出す」と言っていただきました。
その会社の取締役の人たちもみんなすごく感動してくれて。
なんか手前みそですけど、うちの作る作品は、お客様の予想を遥かに凌駕してたみたいなんですね。
映像って、目で見てすごく分かりやすいですよね。
だから、反応もストレートにきます。
僕の中でいつも気を付けてることは、“お客様を感動させてはじめて一流の仕事だ”っていうことです。なんか大上段で申し訳ないんですけど、いつも自分に言い聞かせています。
うちの社員にも言うことですけど、一流であるために気を付けてることは、仕事だけ一人前ではダメだということ。
結局、映像の作品っていうのは、必ず監督や作り手の人格みたいなものがにじみ出てしまうんです。
うちがやってる感動CM系も、全部、脚本は僕が書いているんです。
僕の人生観なんですよ、あれは。人生観でものを作るので。
だからというわけではないんですが、一流の人間じゃないやつが一流の映像を作るとか、僕にはわけが分からないですよ。
人間として三流のやつが、一流の映像なんか作れるわけないじゃないですか。
そんなのちゃんちゃらおかしいですよ。
だから、人としてまず当たり前のことから教えます。まず、それが根幹ですよ。
映像の世界に入ってくるやつってね、普通の上場企業に面接来る人たちとは人種が違うというか、変わったやつ・ダメなやつが多いんですよ。
礼儀も全然できていないとか、本当にそうなんですよ。“お前何歳だ”みたいな。
だから、まずそこから教えなきゃいけないから、大変なんですよ。普通の企業とかだったら、そんなとこから教えないでいいじゃないですか。
でも、そこから教えなきゃいけないんですよ。うちはもう、ある意味、更生させているような感じですよね、まず人として。
親みたいなもんです。疲れますけどね(笑)。