毎年、ネグロス電工の周年記念イベントでは全社員で海外旅行に行っていました。
今年も旅行がいいなと思っていたのですが、今回は、コロナ禍ということもあり、旅行以外で何か、全社員が関われるようなイベントをやろうとなったときに、
「記念動画で社員の繋がりを」という企画が出てきました。
「動画を作りたい!」と本格的に進めていく中で、他のプロジェクトを一緒に進めている協力会社さんにご紹介いただいた、というのがアーツテックさんを知ったきっかけですね。
Q酒井監督中心に行った総勢30名の社員さまへの下取材の印象
当たり前ですが、初めて、監督という存在を見ました。
「あ、監督さんなんだ!」これが、第一印象です。
下取材の際、酒井監督が質問されていく中で、出演者の社員から短時間で、それぞれのうちに秘めた想いをどんどん引き出していかれるのを目の当たりにしました。
「やっぱりプロなんだな」と感じ、下取材にどんどん引き込まれていきました。
「こういうのを作りたい!」と元々私たちの中で考えていたが、表現できない部分もたくさんありました。
酒井監督に取材を進めていただく中で、それが私たちにも具体的な案として イメージができました。
私たちが頭を抱えて考えていたことをあっという間に、また30名分もの構想を創り出して下さったのは、
衝撃でもありました。
Q.プロットを最初 読んだ時の印象 |
最初のプロットを読ませていただいたとき、何よりもまず「すごい!」と思いました。
言葉だけでも、イメージが湧いてきて、漠然としていたものが一気に具現化したのを覚えています。
その後、撮影にあたって香盤表をいただきました。
はじめは、プロットから想像したイメージと、時間で区切られた項目が、頭の中で結びつきませんでした。
ですが、撮影が進むにつれ、イメージが実際に映像として現れたとき、「あ、こういうことだったんだ」と、
だんだん繋がっていきました。
Q.撮影中で印象に残っていることや思い出深いこと |
使用していただいた機材は、私たちが想像していたものと全く違っており、「なんて本格的なんだ!」という印象が強く
残っています。
撮影中、酒井監督中心に、照明や部屋の雰囲気などを細かく調整していただきました。
それを実際映像で見た時は、「こういう風に映ってくるのか!」という感動を覚え、これまで感じたことのない新鮮な感覚でした。
率直に「すごかったな」と今でも思い出します。
また、ネグロス電工の社員は受け身の人が多く、撮影前は不安を抱えている社員が大半でした。
ですが、撮影を無事終えた時には、「なんかすごく楽しかった!」と皆、口を揃えていました。
酒井監督の、皆を巻き込む力を感じました。
Q.撮影が終わり、最初に完成した映像を見た時の率直な感想 |
何よりもまず、感動しました。
社員の熱意が表現されており、想像以上の作品に皆心動かされていました。
ナレーションを入れていただく瞬間は、メンバー一同、終始目を輝かせていました。
まさに、映像に命が吹き込まれる、完成する瞬間に立ち会った感覚です。
完成後は、「次はどうなるのだろう」とプロジェクトメンバー皆、期待に胸を膨らませていきました。
また、本格的な収録スタジオの雰囲気も圧倒されました。
別業種で働いていると、交わらない世界。
まさに異次元で、ザ・プロフェッショナルの世界でした。
後日、同僚にスタジオの写真を見せると、その様子に驚嘆していました。
Q動画を公開した後の社内の反響や、お声など
動画を公開後、社内アンケートを取り、社員からたくさんの意見が届きました。
【実際のお声】 「プロの方が監修した映像で、とても見応えがありました。」
「見入ってしまった。部署、地域、年代が違うので、得られる情報も抱く感情もさまざまな背景が面白かった」
「素敵な企画を実行して頂きありがとうございます。 かなりハイクオリティで、驚きが真っ先にありました。 皆さんそれぞれの情熱を見ることができ、こちらも触発されて頑張ろう!って思えます。次回以降も楽しみにしています。」
「コロナ禍で社員同士の顔が見えない中、前向きに働いている姿を見ることができて、元気もらっている」 (一部抜粋) |
その上で動画は、社内コミュニティーのような効果を発揮し、結果として、社内リブランディングにもつながったように
感じます。
また、ネグロス電工は、会社として、家族を大事にしてくれる家族主義が魅力のひとつでもあります。
動画内の産休・育休の話題や家族とのシーンが、その魅力を具現化して、社員が再認識できたのではとも思います。
たくさんの好影響があり、数え出したらキリがありません。
これらのアンケートは、何百件と届き、反響が大きかったのは間違いありません。
Q.作品に半年携わってきた中を振り明けって感想・評価 |
手探りの状態から始まったプロジェクトです。
映像に対して不躾に社内的な意見をお伝えしてしまうこともありました。それでも、それらの声を受け入れていただきながら、
圧倒的なクオリティで、11本にわたる作品を作っていただきました。
ひとつずつ作品が完成していく度に、「本当にやって良かったな」という気持ちが、一番に心に浮かびました。
プロジェクト自体は、周年イベントのため、年内に全てのシリーズを社内公開し、3月末で特設サイトはクローズしてしまいます。
ですが、動画はその後も新入社員OJTなど、そのほかの場面での活用も考えています。
当初の目的、伝えたかったことが、全ての動画を通じて、見る人に伝えることができました。
それは何よりも酒井監督をはじめとする皆さんのご協力のおかげだと思っています。
大きな目的を達成できたこと。
本当に今回一緒にやらせていただいて良かったなと心から思っています。ありがとうございました。