きっかけとしては4つあります。
1つ目は、オフィスの改装に伴って動画制作を検討いたしました。
2つ目は、今の世の中では映像で訴えかける手法は主流になってきていますので、動画で会社のイメージを持ってもらおうと考えたことがきっかけです。
3つ目は、当社の業務が今拡大しているので、今までの既存のお客様にはよく分かってもらっているのですが、
現在は新分野に随分と出ていっているので、当社の会社を知ってもらわないといけないことが課題でもありました。
そこが映像制作を検討したきっかけでもあります。
4つ目は、採用ですね。とても苦労しているので。
親会社であればそこそこ集まるんですけど、
当社は特に大卒の技術系っていうのはほとんど取らないので。
営業職もしくは管理部門の人間を取るので、あと高卒で工場要員、製造要員として取るっていうような形なんで、なかなか大卒の事務員さんが来てくれないという悩みを抱えていまして。
親会社から人をくれるわけではないのでね。
うちもやっていかないといけないと思ったのがきっかけですね。
やっぱり「ビジュアルに訴えないといけないんですよ」という話があがっていたということもあります。
アーツテックを選んでいただいた理由
実は私のお酒の飲み友達から紹介していただいたんです。
その方から実は4、5社くらい紹介していただいてコンペをしたんですよ。
コンペさせていただいたら、見積もりの値段的にはほぼほぼ一緒。
ですが、アーツテックさん以外はクラウドなんですね。
フリーのエンジニアを抱えていて自分のところでは編集室もありません。というような。
それでもいいのかな、という話もあったのですが、継続性が必要かなと我々は思っていたので。
そんな中でアーツテックさんは唯一、自社に編集室を抱えていて、企画から撮影、編集までも全て自分達でやりますというお話しだったので。
なのでアーツテックさんにお願いしよう、となりましたね。
大半のところはCGとかアニメを使うというところが多かったイメージで、
実写で人物にフォーカスするというのはアーツテックさんだけでしたね。
もう一つの理由としては、アーツテックのスタッフの皆さんや監督の熱意を感じたということです。
こういうのは、最後は人と人とで出来上がるものではないかと考えていまして。
うちも物作りをしている会社なので、CGなどの仮想空間だけではなかなか泥臭いのがイメージできないのかな、というのもあって。
それでアーツテックさんにお願いしようということになりましたね。
撮影時、印象に残っていること
アーツテックさんの一番印象に残ったところは、
撮影時に大々的な機材を持ち込んで来られて、スタッフの方も7、8人も来られて、映画の撮影みたいな形をとられて撮影されたり、これにはみんな驚きましたね。
それが一番皆さんの印象に残ったところじゃないかなと思いますね。
本当に映画の撮影と変わらないくらいの感じだなと感じましたね。
シーンナンバー、テイクナンバーをカチンコでやっていて、これには「おお!」と驚きましたね。
酒井監督がそういう人なんやなと僕は思いましたけどね。
撮影の時はみんな「すげえ!」と驚きっぱなし。そんな感じでしたね。
Q.撮影が終わって完成した作品を初めて見た時の感想 |
まず1つは、クオリティ高く編集されていてすごいなと思いましたね。
すごいなっていうのは綺麗に撮れているなと。さすがプロだなという風に思ったのが1つ。
それから率直な印象として、うちの会社じゃないような感じに見えましたね。
こんな良い会社だったかな?と感じてしまうくらいでしたね。
ライトの当て方やカメラワークもさすがだなと感じましたね。
やっぱりプロの方が撮るのは断然に違うのだなと感じました。
あと、やっぱりナレーションや音楽が入ると随分イメージが変わるんだなと。
映像の効果って、やっぱりすごいんだな、と改めて実感いたしましたし、本当に動画を制作して良かったなと思いました。
Q.公開後への期待 |
ナブテスコサービスという会社を知っていただける機会が増えるんじゃないかな、という期待がありますね。
こういうのを作ってる会社だという風に思ってもらえるだけでもステータスが上がるんじゃないかなと思っています。
パンフレットだけ渡す会社さんは多いんですけど、
動画であれば会社のイメージも伝わりやすいだろうし、話のネタや掴みにもなるなと思っています。
この間北海道の帯広に行ってきたんですけど、学校へ行ってそのまま見せましたからね。
この動画を見せて「会社のイメージが掴めた」との言葉もいただけましたし、
動画内には若い社員が多数出てくるので、若くて元気のある会社だというイメージも持っていただけたのではないかと思います。
ただ、この動画を制作する際に、酒井監督から動画の賞味期限は長くても5年ですよ、という話はされていたので、それぐらいのサイクルでバージョンアップはしていこうと考えています。
やっぱり古いものを使い続けることは良くないなと思いますし、出演している社員も辞めたりする場合も考えられるので。
そういうことも考えて、3年から5年の間くらいにはまたアーツテックさんにお願いするしかないなと考えています。
その際には、是非とも宜しくお願い致します。
Q.動画公開後の社内での反響 |
みんな見とれていましたね。
玄関でずっと流してますから皆さん見ていると思いますよ。
よくできていて、なかなかインパクトの強い動画だなと話ていましたね。
動画に出演している社員は見ないようにしていましたが(笑)
今は本社だけで流しているのですが、かなり良い反響をいただいているので今後は各拠点でも流していこうと考えています。
神戸には2つ工場があるのですが、今回撮影したのは1つの工場のみの撮影で、
もう1つの工場の社員からは「なんでうちは撮影してくれないの」という声も出てきましたね(笑)
今度はもう一つの工場も撮影していただければと考えています。
各拠点大体4時間ずつぐらい撮影されていて、3拠点で合計12時間ぐらい撮影されていたんだなと。
それだけの時間をかけても、動画の尺は2分半。
すごくネタを撮るのが大変なのだなと思いましたね。
そういう意味ではCGやアニメーションではなく、実写でこのような形で動画を制作いただけて本当に良かったなと思っています。
このような映像を撮れるのは、やっぱりノウハウが蓄積されているのだなと感じましたね。
Q.酒井監督の印象 |
非常に熱い方ですね。芸術家という感じがしますね。
酒井監督を見ていると、アートディレクターっていうのがいいのか、現場重視の映画監督さんみたいな、そういうイメージですね。
今時、ああいう方はなかなかいないのではないでしょうか。
本当に作品を作ることに対してものすごい情熱をお持ちの方なのだな、というのはひしひしと分かりましたね。
やっぱりモノづくりって、お客さんとセッションを重ねていってでき上がるものものなのだと思うので。
どれだけお客様のニーズを受け止めてマッチングしていくかが重要で、
うちの商品を「良いものだから買ってください」と押し売りしても、「うちは必要ないよ」と言われたらそこで終わりですからね。
そういった意味では、酒井監督は弊社の要望もしっかりと汲み取った上で、良い作品を作り上げてくれましたね。