我々は主に、中国を中心とした海外事業をおこなっています。
そこで、海外におけるテキストから動画への急速なコンテンツ変化を感じていました。
特に、中国においては、ライブコマース(いわゆる昔のテレビ通販)の導入も積極的に行われています。
そこで、テキスト媒体に比べ、動画媒体の方が視聴者にダイレクトに伝えることができると考えました。
スマートフォンがこれだけ普及している現代において、最適な媒体を検討した結果、動画コンテンツの制作が一番効果的であると考え、制作を決めました。
また、酒井監督は、感動を届ける仕事をこれまでずっとされてきたとお伺いしました。
私自身、“人のココロを動かす”必要性は、感じていたことでもあります。
なぜなら、今回の事業のように、新しいことをする上では、周囲の方々に共感していただいたり、応援していただける輪が必要になると考えていたからです。
大きな輪を目指すのであれば、より多くの人を巻き込む力が必要です。
しかしながら、対面で一人ひとりに対し、事業・熱意について伝えたとしても、時間も身体も限りがあります。
そこで、ココロを動かす動画を作ることで、より大きな輪の創出を見込めると考えました。
撮影前印象に残っていること
打ち合わせの際、事業に対する私自身の想いをお伝えさせていただき、酒井監督に最後まで聞いていただきました。
全てお伝えしたあと、酒井監督が私に、
「これは、中山さん自身のストーリーです。」
と仰ってくださいました。
いわゆる会社紹介動画などではなく、「私自身の歴史も含めこの事業について動画内で説明した方が目的に合致します」ということをご説明いただきました。
前触れもなくお話しさせていただいた内容を受けてすぐに、映像化する視点からの解をいただき、私自身も共感できる内容であったので、安心してお任せしたいなという気持ちが生まれました。
Q.撮影中印象に残っていること |
酒井監督をはじめとする撮影スタッフさんが、プロフェッショナルな仕事を追求している姿、その緊張感は、印象に残っています。
それから、細部までのこだわり。“撮影するところは、徹底的に撮影する”という姿勢も印象に残っています。
今回の撮影では、酒蔵での撮影が肝でした。
繊細な状態で管理されている酒蔵での撮影は、簡単なものではなかったと思います。
しかしながら、映像をどのようにして最高に仕上げるかという点において、全く妥協されておらず、かつクライアントファーストの姿勢を強く感じました。
酒蔵の日々の仕込み作業との折り合いをしっかりつけながらも、必ず撮影するという強い信念のようなものを感じました。そこはとても印象に残っています。
(オープンゲート取締役:東 駿さま)