沿岸環境科学研究センターで昨年度ぐらいから組織改変があり、その中で特に海
外に向けた宣伝のツールがあると良いね、という話が出てきたことがきっかけです。
東南アジアの大学とやりとりすることが多いんですけれども、あちらは動画を持って いる大学が非常に多いので、
その時にこちらも研究センターの紹介するものを見せられると良いね、という話が出
ていて、この組織改変の一環として動画を作ろうという流れになりました。
Qアーツテックを選んで頂いた理由
動画制作をすること自体センター内では初めての取り組みでしたので、まずインタ ーネットで動画制作会社を検索して名前が出てきた会社にいくつかご連絡しました。 何せ初めての取り組みでしたので、制作費用感もしっかり掴めていない状態で、 このくらいの費用感でできますかと聞くと、アーツテックさん以外の会社からは、こちらの希望が全てかなう内容を提示して頂くことはできませんでした。 例えば、撮影はなしでこちらが持ち合わせている素材をスライドショーにまとめて、 それを編集して動画にする、といった提案を受けまして、
それなら内製でやるのとさほど大差がないし、こちらの負担が大きすぎるなと感じていました。
その中で、アーツテックさんは企画から撮影、編集までやってくださるということで したので、 東京から愛媛に撮影しにきてくださる旅費分は高くなってしまいますが、 実績も拝見していたので、クオリティを加味した上でアーツテックさんを選ばせて頂 きました。 英語のナレーターさんを起用するだけでもかなりの金額がかかってしまうというお話 しを他社の方から聞いていたのですが、 アーツテックさんは、限られた予算の中でも英語のナレーターさんも起用できるとの お話しを頂いていましたので、
そこも決め手になったなと思います。
Q撮影前に印象に残っていること
シナリオを作成いただく前に教授 5 名に取材をして頂いたのですが、 各教授それぞれ研究内容も違いますし、個人のキャラクターも違うのですが、
それぞれの個性を瞬間的に理解しながら取材を進められていて、酒井監督のインタ
ビュー術は素晴らしいなと感じておりました。
取材時に僕も同席していたのですが、教授の方々も非常に話しやすかったのではないかなと感じましたね。
Q企画書の印象
さすがプロだなと感じましたね。
というのも、僕たちは、研究論文を書くのですが、 事実を客観的に伝えることが多い論文とはまた異なり、視聴者に語りかけるような 内容を入れつつ焦点を上手く絞って強弱性もちゃんと切り取られているな、と感じ ました。
Q撮影時の印象
実際の撮影自体を見たのは初めてでしたので、照明の使い方などには驚きました ね。
また、撮影時には監督の熱さにも驚きましたね。
生態・保健科学部門の撮影時には、ミーティングルームで海外の共同研究者とオン ライン会議をしながら皆んなでわちゃわちゃしていたので、 このシーンはどう使われるのかなと思っていましたが、完成した動画を見たときに は「ああ、こういう風に使われるんだな」と驚きましたね。
そのシーンをどう使うかも考えた上で撮影しているのか、と感心いたしました。
Q完成した作品を初めて見た時の感想
当たり前ですけど、やはりプロの作った動画だなと感じましたね。 インサートも含めてしっかりとした動画を作ることができたな、と実感したのが第一印象です。
完成した動画はまだ全ての学生さんには展開できていないのですが、 一部の生徒さんからは「Nice!!」とコメントいただきましたね。
Q酒井監督の印象
我々の世界にはいない類の人でアーティスト派だなという印象は非常に強いで す。
我々も論文という作品を作っていますが、我々は一歩引いて、客観的になること が大事で論文上に感情を込めることはないですが、 監督は撮影時には熱がすごく入っていて、やっぱりアーティスト派だなと感じました ね。
撮影の時のインタビューされている姿が印象に残っていて、切り替えがしっかりされ る方という印象が強いです。
インタビューをして、そこから印象に残る言葉を切り抜いてシナリオを作成してそれ を動画にしていくというところは本当にすごいなと実感しました。 柔らかい方の印象だったのですが、作品に対してはとても熱くなるのだなと感じまし たね。
それだけ 1 つ 1 つの作品に熱意が込められているのだなという印象です。