お客様のご要望
ご依頼をいただいた時は、コロナ前、日本がちょうど東京オリンピック2020を控え、
観光大国として、たくさんの外国人観光客の方々を迎え入れていた時期でした。
さまざまな方が日本にいらっしゃる際の窓口として存在するのが、東京入国管理局です。
入国管理局で働く方の使命は、「日本の安全を守ること」。
ですが、具体的な仕事内容があまり知られておらず、エントリー数が少ないことでお悩みでした。
さらに、かつて使用していた採用動画を拝見したところ、パワーポイントで作られた
説明調の20分ほどの動画であり、決して魅力的とは言えませんでした。
そこで、新たに動画を制作し、エントリー数を増やしたい、とのご希望でした。
動画戦略
まずはじめに、動画のテーマを考えました。
それが、「日本の安全を守る入国管理局の使命」です。
このテーマが琴線に触れない学生さんは、もともと入国管理局での業務とは、ミスマッチであると考え、
このテーマを、対象者の琴線に触れるような動画制作を目指したのです。
動画は、約2分で短く、スタイリッシュに、かつキャッチーな魅せ方を意識し、
ミュージックビデオのような雰囲気で構成しました。
撮影は、実際の成田空港で行い、
2カメラ体制で、さまざまな角度から撮影することで、
スタイリッシュであり、キャッチーなイメージ通りの作品に仕上げました。
本庁の方々も大勢集まった試写の際には、スタンディングオベーションで、拍手喝采をしていただきました。
官公庁の作品で、また、採用動画であるにも関わらず、再生回数20万回越えの異例の話題作となりました。