映像制作の仕事とは?仕事内容や向いている人を紹介 - 映像制作・動画制作会社 - ARTSTECH(アーツテック)

映像制作の仕事とは?仕事内容や向いている人を紹介

2022.04.01 (Fri)

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映像制作の仕事に興味があるけど実際にどんなことをするんだろう。本コラムでは映像制作の仕事内容や1日の流れ、必要なスキル、気になる給料事情について詳しく解説しています。ぜひ、ご覧ください。

 

映像制作の仕事内容とは?

 

映像制作の仕事は、TV番組、テレビCM、WEB-CM、SNS動画、イベント映像、映画、ドラマなど、多種多様な場面で使われる映像を作り上げる仕事です。

 

映像制作の仕事を目指すのなら、自身がどんな映像を作りたいか、どんな分野で活躍したいか、イメージしてみることが大切です。つまりは、企画に携わるなら広告代理店、テレビ局。制作側であればその企画の発注を受ける制作会社となるわけです。

 

ただ、企画から撮影、編集までワンストップで行う映像制作会社もあります。実際に株式会社アーツテックでは広告代理店を経由せず、直接ナショナルクライアントの仕事を受けることがほとんどです。

 

そのため、それぞれのスタッフに高い専門技術が求められますが、未経験でもアシスタントとしてスキルを磨き専門技術を身につけることが可能です。

 

映像制作にかかわるスタッフ・ポジション

1.制作

 

映像制作に関するすべての予算、スケジュール管理を一手に取り仕切ります。制作チームの旗頭はプロデューサーです。そこに関わる人やお金に関するすべてを取り仕切り、円滑にプロジェクトを推進していきます。予算、スケジュール、スタッフ、役者、代理店やクライアントの折衝など。気遣いやきめ細やかな指示、柔軟な考え方が求められます。

 

2.演出

 

映像制作の内容を取り仕切ります。ディレクターを軸に、技術チームや美術チームに的確に指示を出します。演出側のスタッフと制作スタッフの協調が取れていることが大前提ですが、ここの両軸が上手く機能することが映像制作の要と言えます。制作と演出は実際には兼業の場合もあり、プロデューサーがディレクターを兼ねている場合もあります。

 

3.技術

 

撮影・照明・編集など、機材のオペレーションをするスタッフのことです。撮影の技術スタッフと、編集の技術スタッフとに分けることができます。撮影の技術スタッフには、撮影の長であるカメラマン、照明を担当するするライトマン、クレーンなどを扱う特機担当がいます。

 

撮影の技術スタッフは高い技術を身につけ、フリーランスで活躍する人が多い専門職です。編集の技術スタッフは映像編集スタジオに所属していることが多いです。また、高い編集技術を身につけフリーランスで活躍している人もいます。

 

カメラマンなどの専門技術を身につけたいのであれば、まずは撮影専門の会社にアシスタントとして技術を磨きます。編集の仕事に携わりたいのであれば、編集スタジオに所属し、編集スキルを習得することが近道です。しかしながら、最近では編集スタジオを完備している映像制作会社も増えてきています。

 

4.美術/スタイリスト/ヘアメイク/コーディネート

 

セットや小道具など、役者以外の被写体の準備する仕事です。主にTV-CMやドラマ、映画などでは欠かせない専門職です。美術スタッフはセットの制作、大道具の手配や配置、役者が持つ小物などを用意します。それら多岐に渡る様々なものを管理するのも大事な仕事です。

 

また、スタイリストやコーディネーターなどは、衣装や商品ディスプレイカット、スタイリッシュなカットのための小物などを用意します。ヘアメイクの仕事は、役者やモデルのヘアメイクを担当します。なかには特殊メイクを担当する、専門技術をもったヘアメイクの方もいます。料理を美味しそうに見せる特殊技術を持つ「シズル屋」といわれる、仕事もあります。

 

5.CG

 

ディレクターの指示に従い、CG(コンピューターグラフィックス)の制作をするのが、CGオペレーターといわれる方々です。CGといっても、リアルな3DCGだけではありません。内容は多岐にわたっています。

 

イラストレーションを動かすアニメーションの専門スタッフや、キャラクター制作を行うスタッフ、合成・モーショングラフィックスを得意とするスタッフなど、それぞれが専門的な知識をもち活躍しています。昨今では、CGと実写の融合、VR、AR、MRなどの技術が日々進んでおり、CGスタッフの役割が広がっています。

 

 

映像制作会社の1日ってどんな感じなの?

 

映像制作会社の仕事は、制作なのか、内勤なのかで大きく変わってきます。

 

営業部や宣伝部、経理部などといった部署で勤務する社員は、おおむね定時出社・定時退社が基本になることが多いですが、制作サイドの社員は、担当している案件や、その人の担当職種によって1日の予定はさまざま。定時で帰れることもあれば、早朝から深夜まで撮影、または地方出張などで前乗りすることも、スケジュールは定まりにくいといえます。

 

制作サイドの予定が不安定になりやすいのは、大手クライアントや芸能人、有名・著名人との仕事が多いこともあげられます。人気タレントなどはスケジュールは過密になりやすく、そこから起因するアクシデントも起こりやすいからです。さらに「天候」などの、自然現象が原因でスケジュールが変更されることは多々あります。

 

このように、映像制作会社制作社員のスケジュールは、どんなことににも臨機応変に対応するべく、スケジュール調整と管理が大事になってきます。

 

像制作の仕事に必要なスキル

映像のクリエイターには、多くのスキルが求められます。

 

1.クライアントの要望をくみ取り、要求に応え、映像を作り上げるためのスキル。

 

2.アート的な表現、幅広い文学や音楽などの幅広い知識、多彩な芸術的センスが必要になるため、多方面に興味を持つことが重要です。日頃から本を読み、想像力を高める事が大事です。

 

3.芸術的な知識やセンスを活かすために、最新のツールを使いこなし、映像を作るためのテクニックを向上させることも重要です。求められるもの以上のものを作るために、最新の技術を扱い、クオリティをあげることで、質の高い映像を作りあげることが可能になります。

 

4.テレビ番組・CM制作などの場合は、一般常識や現代社会をとりまく風潮、差別的な表現や誇大表示、NGな表現に関しての知識も必要となります。様々なメディアでその映像を目にした人が、不快に感じればクレームにつながり、ネット社会の現代ではそのクレームがエスカレートすることにより、番組の存続危機や広告の取り下げなど、イメージダウンや金銭的な損害に発展していきます。現代社会では、表現に関する細心の注意や想像力が、より一層求められます。

 

5.コミュニケーション能力、マネジメント能力も重要です。クライアントとの円滑なコミュニケーションを取ることで、クライアントがどのような映像を作りたいのかを引き出すことができます。また、企画の進捗管理を円滑にし、メンバーをまとめるマネジメント能力も求められます。どちらにしても、日ごろからコミュニケーション能力を高め、意識を高く持つということが大切になります。

 

映像制作の仕事のやりがい

 

自身の個性や感性をフル活用できる仕事。それが映像制作の仕事です。映像クリエイターとして働くためには、想像力が大切です。クライアントのメッセージを伝えるためにどんな映像を展開し、どんな音楽をつけて、どんなナレーション、セリフをあてれば感動的な映像になるのか。すべてをゼロから創造していく仕事なのです。それはつねに生みの苦しみと戦うことになります。

 

そんな中で自分の想像力を使って感性を生かし、作品を世に送り出して、ダイレクトに反響を得られる。それがこの仕事の最大の魅力といっても過言ではありません。実際に映像試写の場面では、作品の上映後クライアントがうっすらと涙ぐむ光景を何度も目にしました。仕事を通じて、クラインアントが涙する場面に立ち会えることは、映像制作の仕事だからこそではないでしょうか?

 

そしてその感動が世界に広がっていき、インターネットやSNSなどを介して、コメント欄や再生回数、「いいね」など、得られる反響で多くの人の共感する思いや感動を実感することができるでしょう。人は感動を得ると、必ず次の誰かにシェアしたくなるのです。

 

映像制作の仕事は、大切なメッセージの仲介者であり、感動を生みだす創造者でもあります。映像制作の仕事で得られるやりがいは、たいへん奥深く、ほかの仕事とは比べることが出来ないほどの貴重な体験ともに喜びや感動を得られる特別な仕事だといえるでしょう。

 

映像制作の仕事に向いてる人

 

<芸術的なセンスがある人>

 

映像制作の人材として活躍していくために絶対に欠かせないもの。それは芸術的なセンスです。

 

ただ、それは今流行りのものをインターネットで見聞きし、分かったつもりや観たつもりでは、感性は磨かれません。芸術的センスを磨くためには常に、一流のものに触れ、高い技術、最高峰のものを実際に自分の目で、耳で見聞きすることが大切です。

 

古の時代から現代までつづく、本物の芸術を見極められる審美眼を持つことで感性を磨かれ、本物が判る真のクリエイターなのだと思います。

 

<行動力のある人>

 

インターネットやスマホなどで見聞きし、情報を知り得ても体験力は上がりません。自分の目で見て、自分の足で稼ぎいろんなことを体験し、自ら考えた人こそ体験力の高い人です。十代、二十代前半の若い時分に、色々な人生体験をすることがクリエイターとして、成長するための一番の鍵なのだと思います。

 

流行に乗ったつもり判ったつもりになって、スマホ片手に狭い範囲で生きていると体験力どころか、感性はどんどんと鈍感になっていきます。インターネットやスマホはあくまでも便利なツールであり手段です。そこで得た情報を活用し、どんどん世界に歩き出し、色々な体験を自分の言葉で、“ 人に語れる体験 ” をもつことが大切です。

 

一流のクリエイターは、様々な貴重な体験力を多く持っており、それをクリエイティブに生かしてゼロから作品を生みだしています。常に新しいものを創造していける人、人に語れる経験が豊富な人、それが真のクリエイターといえます。

 

<コミュニケーション能力が高い人>

 

映像制作はチームでつくりあげます。自分の考えを分かりやすく伝えなければならないことや、相手の意図を汲み取ることが求められます。円滑にかつモチベーションをあげ、作業を進めるためにもコミュニケーションが重要となります。

 

<ポジティブな人>

 

実力勝負、結果の世界なので、結果を出せなければ仕事が任されなくなってしまいます。

 

ときに、自分の作品を批判されてしまうこともあるかもしれません。そんな時でも、「自分の作品で喜んでもらおう」、さらには「いいものを作るために頑張ろう」などとポジティブな思考を持って、前に進める人に向いています。

 

映像制作の仕事の平均年収とキャリアパス

 

資格や学歴は、映像制作の仕事に関わる人の年収にはあまり関係ありません。実力主義の世界といっても過言ではないでしょう。映像制作の仕事は、クリエイターとしての技術力の高さや、知識の幅が年収に大きく関係しています。

 

映像クリエイターは会社に所属して働く人、フリーランスで働く人とに分けられます。会社に所属している場合の年収額は立場によっても異なりますが、平均年収300万~600万円ほど。フリーランスで活躍している人は、もともとは会社に所属し、技術を身につけ優秀な人材と認められその後フリーランスとして独立している人が多いです。

 

技術が高いことはもちろんのこと、特殊技術を持っているほど、高額な報酬を得ており、1000万~2000万の収入を得ている人もいます。

 

映像制作の仕事に就くためには?

 

特別な資格は必要がなく、やる気や熱意があれば映像制作の仕事に就けるでしょう。しかし、よほどの熱意と覚悟がなければ、早々に挫折してしまう業界だということを心の隅に置いておくべきです。

 

まずは、映像制作会社に就職・転職しADから修行のつもりで働いてみることや、アルバイトで業界の雰囲気を知ることもいいでしょう。

 

カメラマンや照明などの技術系の職種は基本的な技術を知っていることからはじまりますので、専門学校などで勉強するのも一つです。その後就職しアシスタントから始めるのです。

 

また、今どきは携帯だけで動画の撮影・編集ができる時代です。まずはここから始めてみるのもいいのではないでしょうか。しかしYoutube のための編集ができるだけでは、映像の仕事をプロとしてやっていくのは難しいでしょう。Youtube の編集はあくまでも映像業界の初歩の初歩だと肝に命じましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか?「クリエイティブの世界」とはいってもビジネスです。

 

ビジネスとして、信頼され選ばれるためには、質の高い映像力や専門的な技術だけではく、その人のもつ総合的な人間力に他なりません。周りのスタッフからの信頼はもちろんのこと、お客さまからも支持される圧倒的な仕事を成し遂げている人は、この人間力が高く魅力的です。

 

人間力こそが、この世界で成功する一つの要因だと私共は考えています。

私ども、アーツテックは映像力と共に人間力を高めるよう学び、常日頃からスタッフ一同努力しております。

 

 

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