「セミナー動画」とは?作り方やコツ、成功事例を徹底解説!
2019.10.12 (Sat)
2019.10.12 (Sat)
コロナ禍でリモートワークが普及したことにより、様々なことがオンラインで可能になりました。そのひとつとして、セミナー動画が挙げられます。このコラムでは、セミナー動画のメリットや作り方などの基本情報から、制作のポイントやコツまで一挙公開しています。
Contents
一般的にいわれているセミナー動画、具体的にはどのようなものなのか。
セミナー動画は、自社製品の魅力やサービスについての詳細をより深く知ってもらうための動画コンテンツです。
視聴者はよりその製品やサービスについて「知りたい」という前提のもとセミナー動画をみていることが多いでしょう。製品やサービス紹介をするものはもちろんのこと、学習要素のあるセミナーそのものを撮影した動画を指す場合もあります。
動画であれば企業が伝えたいことを、より短時間で視聴者に伝えることができ、動画ならではの演出効果を用いて、より印象的で分かりやすい説明ができます。
では、セミナー動画のメリットについてさらに詳しくご紹介していきます。
文字や書籍などより分かりやすいとされるセミナー動画。セミナー動画を制作するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。セミナー動画から得られる3つのメリットについて解説します。
こうした動画は、まずセミナーに参加できなかった人へ配信することが有効です。例えば、顧客リスト全員にセミナー開催を告知しても、セミナーに参加していただけるのは、1~2%のみ。98〜99%のほとんどの方は、実際のセミナーに参加いただけないというデータがあります。
その98〜99%の中には、参加したくても、やむなく参加できなかった人も必ずいます。その潜在層に向けて配信することは、非常に有意義であると考えます。
さらに、セミナーに参加できなかった人に向けて配信できることはもちろん、参加した方のフォローにも使用できます。
満足されて帰った後日、御礼メールと共に、セミナー動画のダイジェストバージョンが送られてくると、あの時の気づきや高揚をもう一度思い出してくれるはずです。さらに、参加者の上司や同僚、周りの人へ広がっていく可能性も秘めています。
また、短い尺のダイジェストバージョンを見ていただき、さらに詳しく見てみたいという方向づけをし、フルバージョンをじっくり見ていただくということも戦略として考えられます。
コストを削減できることが動画セミナーの大きなメリットです。昨今では無観客もしくは少人数のセミナー開催も少なくありません。動画セミナーを開催する場合は、大きな会場を借りる必要がなくなります。
リアルなセミナーは「会場費」、マイクやスピーカーなどの「設備費」、会場設営や運営のための「人件費」など、多くの人員や費用を必要とします。
しかし、セミナーをウェビナーにすれば、パソコンやスマートフォン1つで動画セミナーが開催でき、様々な費用を削減することができます。
さらには、集客できなかったときの赤字のリスクが防げることも大きなメリットとなります。
このセミナー動画を自社、または個人のWebサイトに掲載していけば、Webサイト自体のコンテンツの強化はもちろんのこと、会社、個人を宣伝するためのコンテンツが増えていくことになります。
セミナーは有益な情報の宝庫。セミナーを撮影することで、その宝を永続的に活用できることが最大のメリットです。
動画制作は、ハードルが高く感じると思いますが、制作の流れやポイントをしっかりと理解することで、初めてでも比較的簡単に自分で制作することが可能です。動画制作の一連の流れを見ていきましょう。
まずはセミナー資料の作成です。セミナー資料はPowerPointやKeynoteを使って作成するのが一般的です。参加者にもわかりやすのではないでしょうか。
セミナー動画を制作するためには、まず撮影用の機材が必要です。
セミナーの内容によって異なりますが、動画撮影にあたり必要なものが下記になります。
<機材>
<人員>
機材はカメラと三脚、そして音を録るためのマイクです。
セミナー参加者の邪魔にならない、かつ、なるべく正面のいい席を撮影用に確保することが重要です。参加者の頭部が映り込まないよう、カメラ位置やアングルを決めていきます。 複数のカメラを用意し、正面以外の角度から撮影するのも良いでしょう。
また、講演者が使用するプロジェクターの投影画像を撮影するカメラと、講演者をメインで撮影するカメラに分けるとよいでしょう。セミナーは長時間にわたることが多いので、電源の確保も重要です。 延長コードも用意しましょう。
セミナーの撮影環境が整ったらセミナーを撮影します。ただ、無観客の状況でセミナーを開催し撮影することは、慣れるまで大変だと思います。
はじめてそのような状況でセミナー動画を撮影するときには、カメラマンや同僚などに(参加者に)話しかけるように撮影するといいでしょう。
また無観客の動画セミナーのいいところは、間違えてもリテイクでき、更には編集できる点が挙げられます。納得がいくまで撮影を繰り返して、内容のよいセミナーを作成することができます。
動画を編集する場合は編集ソフト(adobe premiere proなど)を用意してください。
クオリティを重視する場合は、動画制作・映像制作会社に依頼することをお勧めします。撮影から編集の全てを依頼しても良いですし、撮影は内製でやり編集だけを依頼してコストダウンを図ることも可能です。
動画制作・映像制作会社選びは、なによりも実績を見て、慎重にお選びください。
動画編集でセミナー動画の成果の良しあしが変わるといっても過言ではありません。演出方法は非対面では、より大切な要素となります。成果を出せる動画編集のポイントとコツには、どういったものがあるのかご紹介いたします。
実際のセミナーでは、例えつまらない内容だったとしても、途中で席を立つ方はなかなかいないかもしれません。
しかし、動画は実際のセミナーとは違い、途中で視聴を止めてしまい離脱してしまう可能性があります。それを防ぐために、冒頭のインパクト、随所随所に飽きさせない演出を入れることが重要です。
視聴者をどれだけ動画に引き込めるか、飽きさせないかが重要です。
字幕やテロップの挿入は、動画制作では必須となります。視聴者が動画内の音声を聞き取るフォローとして、音声を出せない環境で視聴することを想定など、さらには動画内容への理解を深める手助けになります。
動画セミナーの重要なポイントは「わかりやすさ」。
内容はもちろんですが、音声が聞き取りづらい、ユーザーの視聴意欲の妨げになる点はクリアにしなくてはいけません。
セミナーの音声を録音する際は、カメラのマイクではクリアに録音できないため、外部マイク(ガンマイクやピンマイク)を使用してできる限りクリアに音声を録音しましょう。
最近ではスマホでの視聴が多くなっていることから、スマートフォンでの視聴を前提として図や文字を大きく表示することがポイントになります。
画質が悪かったり、講演者の声が聞き取りにくかったりすると、離脱の原因になってしまいます。内製で動画を制作することに心配な場合は、やはりプロにお願いするのがよいでしょう。
セミナー動画は、ユーザーがいつでも好きな時間に視聴できるため、セミナーに参加できなかった方でもフォローでき、また参加した人も後で見直したり、また、潜在顧客を発掘することができるといったメリットがあります。
また、実際のセミナーを撮影するだけでなく、自社の動画コンテンツ用としてセミナーを用意するのも、一つの戦略となります。
さまざまな形でセミナー動画を活用し、ビジネスチャンスを広げてください。
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