【2022年最新】動画広告とは?種類・メリット・配信先・事例までご紹介
2019.10.12 (Sat)
2019.10.12 (Sat)
この記事では、動画広告のメリットや動画広告4つの種類・4つの媒体、動画広告を出すときのポイントなどをご紹介します。
また、動画広告を活用した事例もご紹介します。
人間は、9 割以上の情報を「視覚(87%)と聴覚(7%)」から受け取ると言われています。
聴覚に訴えかけることができる動画広告は、音と映像の組み合わせによって、より印象に残る、効果的なものに仕上げることができます。
頭の中に印象が残りやすいのが、動画広告のメリットです。動画の方が文字や静止画よりもインパクトを与えることができます。映像や音を組み合わせることで、言葉では説明しづらいことも伝えることができます。長く記憶に残る性質があるので、ふとしたときに思い出させることができるのも動画広告のメリットです。
人の心を動かすにはストーリーを用いるのが効果的です。スタンフォード大学の「Harnessing the Power of Stories」では、物事を説明する際、事実を列挙するよりもそこにストーリーを加えることで、何倍も人の心を動かすことができると発表しています。
動画広告に、ストーリーを用いれば、よりユーザーの心に刺さるものを作ることができます。
動画広告は、インプレッション数(広告の表示回数)、再生数、再生時間、クリック数など、動画を視聴したユーザーの行動を計測することができます。
これらを検証し、次の施策を考えることができるため、さらなる効果を生むことが期待されます。
動画広告の効果
YouTubeを中心にFacebook、LINE、TikTokなど多くのSNS、さらにWebサイトにも配信することができる動画広告は、認知拡大を図るための有用な手段の一つです。
「iPhone向け動画広告効果調査」(電通、株式会社ディーツーコミュニケーションズ調べ)では、動画広告は他の広告に比べ認知率が高いと報告されています。
動画広告視聴者における広告での訴求内容の認知率は、バナー広告を見たユーザーに比べて約11ポイント、広告を見ていないユーザーに比べて約24ポイント高いとの結果を出しています。
ブランディングをする上でも、動画広告を活用することが有効な手法の一つ。
動画広告を用いることで、画像や文字だけでは伝えることができない商品やサービスの魅力を分かりやすく伝えることができます。
「“動画”広告が持つチカラ。“動画”だから手に入れられる明らかな効果」(video-ad.net)によると、動画広告は動画なし広告に比べ、5倍以上ブランドの好感度が高いといことが明らかになっています。
販売促進を目的とした利用でも、動画広告は効果的です。
「Image vs. video on Facebook」(Biteable社調べ)では、同じ内容の動画と静止画の広告をそれぞれ配信した際「動画の方が効果が高かった」と報告しています。
ポイントは、強い印象付けが出来るかどうか!
これがアクションにつながります。
せっかく、動画広告をだしても、その動画に魅力や力が無くては、
CV(コンバージョン)は上がっていきません。
では、魅力や力のある動画ってどんなものでしょうか?
人は意識していない瞬間に、潜在的な興味があるものや関心のあるものなどの映像や音声が流れていると、
「んっ?!」と思わず見入ってしまいます。
そして瞬感的にその広告が自分に必要かどうかの判断をしています。
力のある動画は、瞬時に「私にとって必要」と思わせるものなのです。
とくに、それが顕著に表れるのが、「製品・商品プロモーション動画」や「サービス紹介動画」
などの動画制作です。
購買につながるアクション数に関しては、動画があるとないとでは、大きく差が出ます。
動画広告の場合、他の広告に比べ約2倍近くの購入率があるといわれています。
これは動画が印象に残りやすく、さらには商品の良さをわかりやすく、
しっかりと伝えていけるからといえるでしょう。
特に若い世代の「動画世代」には、イラストや文字のみの情報で伝えたいことを
全て受け取ることが難しく、尺も長くなればなるほど嫌われます。
動画広告は再生時間など、ある程度の制約はありますが、伝えたいことにストーリー性を持たせ、
人を惹きつける魅力ある動画制作を行うことが大切。
これをしっかり守れば、確実に製品・商品やサービスのブランディングにつなげることができます。
動画広告は、他の広告と比べたときのアクション率の高さが魅力です。
動画広告は、その他の広告に比べ、オウンドメディアや自社サイトへの誘導率も高い傾向にあります。
企業理念や製品への想いや魅力、商品価値をしっかり伝える動画制作を行うことで、
購買などのアクション率をあげることができます。
弊社での事例でいうと、SNSでの拡散が期待できる動画は、感動動画。
人は感動すると、大切な人に「伝えたい」「思いを共有したい」と考える傾向にあります。
そのストーリーに共感、感動、話題性、問題提起があることで、
SNSなどでシェアされ、口コミが広がり、
当初の配信予定よりも意図せず大幅に拡散されていくケースがあります。
アーツテックがこれまで手掛けてきた、数多くの感動動画も、さしたる施策もしていないのに、
youtubeの再生回数は、100万PVを超えるものがたくさんあります。
これらはすべて、SNS上のシェアによる拡散です。
戦略的に広告配信をしたものに関しても、視聴率が20%で上々といわれるyoutube平均値を
圧倒的に上回る、視聴率41%をキープした実例もあります。
その結果、より多くの配信ができ、CVアップやブランディングにつながったという、
ありがたい事例となりました。
これは、人の心の琴線に触れる、感動を印象付ける作品を作ることが、
より多くの人にシェアされるということを意味しています。
動画広告の成功のポイントは、その感動的な動画広告を「シェア」したいかどうか?
に尽きるのではないでしょうか!
動画広告には、大きく分けて3つあります。
ここでは、その3つの広告の概要と効果のお話をします。
動画サイトで配信している、従来のバナー広告よりも大画面で大きく表示できるタイプの広告。
現在主流の動画広告です。
インストリーム動画広告の中で、視聴したい動画コンテンツの前に、広告として再生されるタイプのものを
「プリロール動画広告」といいます。
インストリーム広告が登場したばかりのころは、プリロール広告が多く、2015年以降では、
動画の視聴中・視聴後に流れる広告も増えています。
3つの動画広告フォーマットの中で、最も新しい動画広告のフォーマットです。
Webページをスクロールして動画広告が画面に表示されたら、動画が再生されるという仕様の広告で、
インリード広告とも呼ばれています。
また、スマートフォン向けプロモーションを中心とした活用が期待されています。
バナー枠に配信される動画広告。
または、インディスプレイ広告とも呼びます。
プログラマティックに配信されることが多く、リッチメディア配信に強みを持っています。
3PASなど、このインディスプレイ型広告に、インタラクティブな要素を加え配信できます。
インフィード動画広告は、インリード動画広告と同様に、WebサイトやSNSのコンテンツやタイムラインに表示されます。「インフィード」は動画、静止画、両方のパターンの広告で、コンテンツとコンテンツの間に表示されるという特徴があります。
・YouTube
圧倒的なユーザー数を誇るYouTube。
大人から子どもまで、広く視聴され、子供たちに至ってはTVよりも見られている媒体となりつつあります。
「動画広告を打つならまず、これ」といわんばかりに、媒体として最初に挙げられる
候補ではないでしょうか。
グーグルジャパンの発表によると、2017年のYouTubeの月間ログイン数は、世界で19億人、
日本で6,200万人を超えているといわれています。
このユーザー数の多さが、YouTubeの大きな特徴でもあり強みになっています。
ユーザーの多くは、動画視聴を目的としてアクセスをしているため、
そこに動画広告があっても全く問題なくアクセスします。
YouTubeでの動画広告は、広くユーザーにリーチしたいと考えている企業や、
メッセージ性の高い動画でブランディングを図りたい企業、視聴単価をできるだけ下げ、
配信広告費を抑えたい、長期的な戦略をもって動画コンテンツを配信したいと
考えている企業などに向いています。
Facebookは、リアルなつながりのある人でコミュニティが形成され、
比較的精度の高い個人に関する嗜好や行動情報、個人情報などが登録されています。
それらを有効に利用し、効果の高い広告展開を狙うことができます。
Facebookでは広告を掲載する際には、多岐にわたった細やかなターゲティングをすることが可能です。
例えば年齢、性別、活動拠点、住まいなど、ターゲットに合わせて
セグメントされた動画の配信が可能です。
動画の配信は、タイムラインに表示され、何となく目に入りやすく注目されやすい
というメリットがあります。
ウェブサイトへの誘導にも有効なので、詳細なセグメントによるターゲッティングした
動画広告には最適の広告媒体です。
Twitterは手軽なSNSとして幅広く利用されています。
海外では、ほかの媒体に比べて若干人気が低下ぎみといわれていますが、
日本では根強いユーザーがおり、Twitterのリリース以降2019年になっても
ユーザー数は増え続ける傾向にあります。
一般消費者向け(BtoC)の商品を扱う企業では、TwitterとテレビCMを連動させ、
テレビ番組からTwitterでキャンペーンに応募を促進。
リツイートでさらに拡散を狙うパターンも多く見られます。
拡散性の高さは、Twitterの媒体における特徴であるといえます。
スマートフォンユーザーが圧倒的に多いため、スマートフォンでの視聴を考慮した
見せ方が最も重要となります。
いまや、誰もが口にしている「インスタ映え」という言葉。
一種の社会現象になっています。
大企業から個人店舗まで幅広く利用されている媒体がInstagramです。
Instagramのユーザーの多くは20代から30代の女性。
視聴者のターゲットを女性に定めた、広告展開の効果が出やすく、有効といわれています。
インスタ映えするオシャレな写真で、流行に敏感な女性をターゲットにした
広告展開をしたい企業におすすめの媒体です。
レジディア公式HP
目的
レジディアのマンション。そのコンセプトは「暮らしみる、自分ひらく。」
「レジディアマンションのリブランディングをしたい。レジディアの価値を、
そしてムービングスタイルを世に広めてほしい」
こうした要望から、本制作は始まりました。
動画戦略
東京に一人暮らしを始める青年の人生を通して、「暮らし」が、人生の節目節目に
どのように関わっているかを綴ったショートフィルム仕立ての動画制作を提案。
動画本編に加え、webCM5本を制作し、Youtube、Facebook、インスタグラムにて、
短期集中型で打ち出すことを提案。
その結果、3ヶ月で、本編、予告編、CMを合わせ、数十万PVのヒット作となりました。
クライアント様より、ブランディングに大きく貢献したとのお褒めの言葉をいただきました。
https://www.artstech.net/works/1678
目的
伊藤園史上最大のPV数を記録した弊社制作「オシャレで理想」篇 他、
「理想の急須」プロモーション動画の続編。
第一弾よりさらにインパクトがある動画で、プロモーションをかけたいとのご要望でした。
動画戦略
キャンペーン第一弾にて、大きな反響を生んだ「理想の急須」。
第一弾で出演したキャストを再度起用、つづきものの印象を与える戦略としました。
前回に引き続き、女子トークの主役は「急須」である、という内容で、リニューアル商品を訴求。
Web視聴を鑑み、短い尺での作品としました。
以下に、動画広告の効果的な活用方法を記します。
「ブランディング」なのか「アクション誘導」なのか目的を明確にしましょう。
動画広告以外にも、広告配信をしていることは多いと思います。
他の広告との連携をとることで相乗効果を狙うことが賢明であると考えます。
すべての広告を、同様のクリエイティブトーンにしてブランディングを強化していく手法や、広告配信の種類によってはクリエイティブを変化させ、アクションを高め、自社サイトへの誘導を強める方法もあります。
紙媒体では顕在層にリーチする。
リスティングで顕在層を獲得。
テレビCMと同じ動画をネットでも配信!ブランディング効果をより高める!
目的や、ターゲット像を明確にし、それぞれの広告プロモーションの役割を
整理することがポイントになります。
力のある動画、魅力的な動画を、より有効に拡散し宣伝する方法の一つに、
今回ご紹介した、動画広告があります。
アーツテックの動画戦略にある根底には、視聴者に「感動」をシェアしていただく秘訣があります。
広告についてご紹介させていただいておりますコラムは他にもございますので、
是非こちらの記事もご覧ください。
この動画広告を有効に活用し、ブランディンクやアクション誘導など、短期間でコンバージョンが上がった、
認知度が高まったなどの事例が多数あります。
是非、動画制作をお考えの際には、アーツテックまでお問い合わせください。
筆者:アーツテック制作スタッフ 伊藤
売れる動画・映像制作のパイオニア
アーツテック
公式WEBサイトはこちら