企業PVとは?目的やメリット・基本的な作り方を紹介
2022.01.30 (Sun)
2022.01.30 (Sun)
企業PVの動画制作とは?目的・具体的な作成ポイントまで ご紹介
企業PVとは、企業紹介動画や製品紹介動画、企業ブランディングさらには採用動画など、プロモーションに使われる動画全般を指します。このコラムでは、企業PVの目的やメリット、作成方法など詳しく解説いたします。
Contents
ここ数年、BtoC企業だけでなく、これまで動画制作をしてこなかったBtoB企業も動画制作に意欲的になってきました。
特に、このコロナ禍の状況で益々顕著になってきたのではないでしょうか?
リモートワークをはじめ、インターネットで情報収集をすることが常態となった現在、企業をアピールする最適な方法の一つに動画が注目されているのです。
企業PVを作る目的としては細かく分けると以下の3つになるのではないでしょうか。
企業PVをつくる目的は、広い定義では企業ブランディングになります。
会社紹介、製品・商品紹介、採用などを目的とし、認知度や信頼度を高めることができます。
また多くの企業様が汎用性のある企業PVを求めていますが、制作は同時に行ってコストを押さえ、コンテンツの内容は細分化するといいでしょう。
それは、短時間で視聴者が情報を得ることが主流になっているからです。
このような企業PVを制作することによって、目的別に多くの実効果を得ることができます。
ひとえに、企業PVといっても、演出は多種多様です。
アーツテックでは、企業様の思い描くゴール(目的)に応じて、それぞれの戦略を編み出していきます。
プロモーション動画で直接的にサービスや製品スペック、製品の魅力を伝えるものではなく、そのサービス・製品の世界観を表現しサービスや製品自体への認知度や好感度、愛着心をユーザーの心に植えつけることが目的です。
販売促進目的となるものは、認知度を高める製品ブランデングとは異なり、直接手に取ったり、すぐさま決済して購入するダイレクトマーケティングにあたります。
例えばその動画を店頭やWEB広告などで目にしたユーザーが、思わずすぐに「欲しい」と手に取ってしまう効果や、ECサイトなどでそのままカートに入れて購入してしまうなど、比較的短時間で売り上げを向上するような直接的な効果を狙う目的があります。
そのためこのような販売促進動画は人の購買心理をくすぐる、巧妙な仕掛けや演出が必要になります。
企業PV動画を活用することにより企業や製品の認知度の向上や、テキストなどよりも短時間で企業の想いがイメージできより伝わるプロモーションが可能になります。
ここでは、活用のメリット3つを解説いたします。
動画を活用するメリットとしては、音楽や音声などの聴覚や視覚に訴えかけることでユーザーの記憶に残りやすいという点が挙げられます。
例えば「ビズリーチ!」などサービス名だけでCMのフレーズや映像が思い浮べられ、「このサービスならこの会社だよね」と認知している方も多いと思います。
そして、認知度の高さが企業の信頼感につながります。
ユーザーの中には、無意識に「ネームバリューで購入した」など購入検討時の判断材料にしてことも多いと思います。
「記憶」として残る動画は、それだけでもプロモーションとして大成功です。
テレビCMやWeb広告、最近ではタクシーCMなど、ユーザーの目にする機会を増やすことで、より効果的なプロモーションが期待できるでしょう。
実写やCG、アニメーションなど、動画は表現できる幅が広く、紙媒体やWEBの言葉だけで伝えきれない難しいイメージを、瞬時に分かりやすく表現することができます。
BGMの曲調や効果音、ナレーションの表現力で効果的な演出を工夫できるため、「格調高いBGMを使って落ち着いた雰囲気を表現したい」や「ナレーションの表現力で信頼感を醸し出したい」など様々な希望を叶えることができます。
また、商品説明などのでは、動画であるからこそ細かな手順や効果を示せます。
テロップでまとめつつ、ナレーションでより深く説明するなど、商品に合った訴求方法で活用できるでしょう。
短時間で多くの情報を伝えられるのがプロモーション動画の最大のメリットです。
静止画は画像や文字による情報のみになりますが、動画では音声をが加えることができるため、同じ時間であってもより多くの要素を取り入れることができます。
また、静止画を一部利用した動画でも、CGやモーショングラフィックスなどの動きを加えることで、飽きさせないコンテンツにすることが可能です。
プロモーションにおいては、動画を最後まで見てもらうことが重要なポイントです。
動画であれば効果的な演出を凝らすことで、視聴PVや視聴完了数の向上が狙えます。
動画制作は「大変そう……」「自分たちは素人だから……」と不安に思い担当者としては荷が重いとお感じの方もいるかもしれませんが、きちんと制作手順や押さえるべきポイントを把握しておけば内製での制作も可能です。
1度ノウハウを得ることで制作時間の短縮やコストカットに役立つので、ここで解説する手順を参考にしてみてください。
まずは目的を明確にするところから始めましょう。
企業PV動画をつくる目的を明確にすることでブレない、企業の軸が定まります。
ターゲットやその効果のゴールを具体的にイメージすることが非常に重要です。
対企業なのか、ユーザーなのか、就活生なのか。
「伝える側(企業)」は、だれに「伝えたい」のか?「なにを伝える」のか?
ここを明確にしなければ せっかくのPV動画も効果のないものとなってしまいます。
認知度UPを狙うのであればSNSに広告を掲載するだけでなく、自然にシェアされることも重要な要素です。
動画のシナリオを作成のポイントは5W1Hを意識して作成することです。
まずは、「When(どんな時に)」「Where(どこで)」「Who(誰に)」「What(何を訴求するのか)」「Why(期待する効果は)」
これらを明確にしていきましょう。
そのあとに「How(どんな動画にするか)」を決めていきます。
企業PVで特に重要なポイントになるのは、WhoとWhyになります。
「どんなターゲットにどのような効果を与えたいか」をしっかりとチーム内で議論し、それが叶うシナリオを練りましょう。
企業が伝えたいことや、商品・サービス紹介をただ淡々と説明している動画は、心に残る、効果的な動画であるとは言えないでしょう。
視聴者の記憶の片隅にも残らない動画には、なんの意味もないのです。
動画世代の視聴者の目が肥えてきたことで、良い動画と安易な稚拙な動画の差は歴然とし、取捨選択されていきます。
企業の「伝えたいメッセージ」を「視聴者の知りたい情報」に置き換えるということ。
良いPV動画とは、『見る人の知りたい情報をきちんと伝えられる動画』だからです。
そして、企業によって理念や伝えていきたい事は、ひとつとして同じものはありません。
ですが共通して言えることは、その企業独自の「伝えたいこと」が視聴者の心に残ることで初めて、PV動画は価値あるものになるのです。
しかしながら自分の企業の良さは、自分たちでは見えなくなってしまっていることが多々あります。
そんな時には、第三者の映像制作のプロに任せることもひとつです。
アーツテックが常に意識しているのは、その企業の良さや一番の売り、企業の独自性を上手に引き出し、動画にしていくことです。
非常にクリエイティブを要する作業となりますが、私たち、動画・映像制作会社の存在価値は、まさにそこにあるのだと考えます。
https://www.artstech.net/works/cat/promotion
幅広いクリエィティブの表現を可能にした「高性能ゲーミングPC『G-GEAR』」。
TUKUMOさまよりPVの制作のご相談があり、無機質なゲーミングPCのハードをいかにカッコよくスタイリッシュにクリエィティブに表現するか?が一番の課題でした。
アーツテックが『G-GEAR』のコンセプトを表現するために提案したのは、
無重力空間に浮遊しているかのような撮影手法で、G-GEARの新しい世界観を表現すること。
ターゲット層を意識した構成とライティング、浮遊感のある撮影手法にもこだわり抜いて制作いたしました。
無重力空間に浮遊しているかのような撮影手法で、G-GEARの新しい世界観を作り出した。
https://www.artstech.net/works/cat/branding
新しいウォータサーバーのサービスで話題のウォータースタンド株式会社さま。
さかなクンのTVCMなどで見たこともある方が多いかと思います。
2020年の夏から話題となっている無印良品の「自分で詰める水」のサービスでは、
ウォータスタンドの新機種が店頭に設置されています。
商品やサービスを知ってはいても、その企業の理念や未来に向けたビジョンをご存じの方はそう多くはないはずです。
ブランディング動画は企業PVの中でも幅広い層に認知度を高めるため、世に知らしめる戦略が必要になってきます。また、しっかりと企業の伝えたい想いを「伝わる」ものに表現しなくてはいけません。企業の理念やコンセプトとなるものは、ともすると難しくて、わかりにくいものも沢山見受けられます。
今回、ウォータスタンドさまのブランディング動画の制作のご相談を受け、弊社が提案したのは、取材を重ねる中で見えてきた、「環境問題に真剣に向き合う想い」と、「未来の子供たちに美しい自然を残すためにすべきこと」という2つの想いを、しっかりと広く一般の方たちにわかりやすく伝えるということでした。
動画を見ていただければ、一目瞭然にウォータースタンドさまが目指す、ミッションとビジョンが理解でき共感し行動につながる。
「私も、この思いに賛同しよう!」とマイボトルを持ち、水道水から作るウォータースタンドの「美味しいお水を持って出かけよう」という行動。これこそが企業PV(ブランディング動画)の効果なのです。
大地は祖先から受け継いだものではなく、未来の子供たちから預かっているもの(アフリカのことわざより)
美しい地球を、美しいままに、未来の子どもたちへ——
環境問題へ真剣に向き合うウォータースタンド の、ミッション&ビジョンとは。
https://www.artstech.net/works/cat/saiyo
アーツテックに寄せられるお声の中でも、BtoB企業の相談が多くなってきました。
その業界のなかではトップシェアを誇る企業だが、一般の人や学生には知られていない。
「広く認知度を上げ、採用でエントリーしてもらうにはどうしたらいいか?」。
コロナ禍での働き方の状況は刻々と変化し、素早い対応が求められる中で、「いい人材は欲しいけれど、どのようにアプローチしていったらよいか分からない」。
就活イベントや面接がWEB上になることが常態化すれば、これまでのアナログなやり方ではどんどん競合他社に後れを取ってしまう。などです。
そこで、企業PVの「採用動画」の出番です。
デジタル世代の就活生に向けてのアプローチに、採用動画のコンテンツは最適です。採用動画であれば、『その会社で働くイメージ』を抱きやすくなります。
「この会社で自分はどんな“やりがい”や“誇り”を得られるか」
「3年、5年後の自分がどうなっているか」
「企業の理念や未来のビジョンに共感することができるか」
就活生にどれだけ具体的に想像してもらうことができるかが、採用動画のポイントとなります。
またエントリーから面談まで、リモートで進行していかなければならない為に応募する就活生からみても、企業HPのみのところよりも、見るだけで共感できる採用動画がある方が、確実にエントリー~採用までスピードアップすることでしょう。
下記リンクの採用動画は、アーツテックで制作した採用動画の中で実際に効果の出ている採用動画です。
白銅さまの会社で働くイメージ、理念をしっかりと伝えるために、テンポよくそしてスタイリッシュに、現社員の生き生きとしたコメントを引き出していきました。
自分に近しい2~3年の社員やもう少し上の社員の方のコメントでキャリアアップ像などが具体的にイメージできる演出になっています。
企業PVといっても、様々な目的の動画コンテンツがあります。
これからの広告戦略の中に動画をいかに効果的に活用していくかが、課題となっていく時代になりました。
「これまで動画制作は何度かやったけれど、目に見える効果はあったのだろうか?」
「どうも、動画制作がマンネリ化してきているな」「動画制作は初めてでどうしていいか分からない」など、それぞれのお立場で色々なお悩みや課題があるかと思います。
そんな時はぜひ、日本一の実績を誇る映像制作のアーツテックにご相談ください。
これまで多くの業界の実績から得たノウハウを元に、「実効果」のある「動画戦略」でご提案させていただきます。ご連絡お待ちしております。
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