「かっこいい紹介動画」 その秘訣を、実例を交えて紹介!
2020.11.22 (Sun)
2020.11.22 (Sun)
「かっこいい紹介動画」
その秘訣を、実例を交えて紹介
会社紹介、採用目的、商品やサービス紹介、学校紹介など、紹介動画の種類は様々。企業や学校にとって、動画を活用することは当たり前の時代になりました。
そんな中、「他と差をつける、かっこいい、インパクトのある動画を作りたい」
「でも・・・実際にかっこいい動画を作ろうとしても、具体的な作り方が分からない」と悩んでいらっしゃる担当者さまも多いと思います。
そこで今回は、アーツテック流かっこいい紹介動画の作り方を、実例を交えてご紹介いたします。
Contents
見た目がかっこいい、展開がかっこいい、音楽がかっこいいなど
一言に「かっこいい」と言っても、捉え方は色々。
アーツテックの紹介動画において「かっこいい」とは、
「見た目がかっこいい」はもちろん「中身もかっこいい」を意味しています。
「中身がかっこいい」とは、「魅力がよく伝わる」「わかりやすい」「センスがいい」ということです。
見てくれだけ良くても、伝わらなければ意味がない。
それは効果がない紹介動画ということになってしまいます。
ここからは、「見た目がかっこいい」「中身もかっこいい」実効果を出すアーツテックの動画制作事例をご紹介していきます。
産業用金属素材の専門商社として、日本、そして世界において確固たる地位を獲得している白銅さま。
2020年「あたらしい、を、素材から。」をスローガンとし、新たなステージへと飛躍するその大きな転機に、会社紹介動画制作のご依頼を受けました。
4年前にも制作させていただいた実績があり、今回は、2回目となります。
リニュールするからにはパワーアップしなければならない。
弊社の酒井靖之監督は、クライアント様の大きな期待とプレッシャーを背負い、制作に臨みました。
アーツテックの会社紹介動画の制作で、最も大切にしていること。
それは「その会社の大事にしている理念」をしっかりと盛り込むことです。
我々プロの目から見ると、
ただ「かっこいい」だけで、よく見ると内容がない動画が増えていると実感します。
なんとなくそれっぽいのだけれども、実際は内容がない。
これは、見た目が似ているので、一般の方は騙されがちです。
広報や採用担当者の方は、見てくれだけでなくしっかりと内容を見て欲しいと思います。
アーツテックにおいては、すべての作品がロジック立てられ、構成されています。
しかし、これを見分けるのは、正直、至難の技です。
ただ、弊社にご依頼いただきければ、その違いを実感いただけるはずです。
なぜなら、実効果が出るからです。
「会社のブランディングにつながり、お客さまから大変評価いただいた」
「昨年の5倍の採用人数を獲得できた」
「動画を公開した瞬間から商品が売れ始めた」
など、たくさんのお声をいただいています。
話がそれましたが、
会社紹介動画に「その会社の大事にしている理念」をしっかりと盛り込むために、どのようにするのか。
酒井靖之監督のやり方は、まず、大量の資料を読み込みます。
大きな会社ほどその量は多く、辞書一冊ほどの量になることもあります。
酒井靖之監督は、それを、圧倒的なスピードで読み込み、重要なポイントを完全に把握します。
さらに言うと、そこに書かれていない行間を読み取り、想像力でその会社の全貌を明らかにしていきます。
次に、その予備知識を持ちながら、「下取材」と言われる、事前取材を行います。
出演の可能性がある社員や、その事業のキーマンと“面接スタイル”で話を伺います。
多いときは20名を超えることもあります。
インタビューを書き起こし、社員の生の言葉から、会社の大事にしていることを、さらに読み解いていきます。
このとてつもない情報量を頭の中で整理し、構成を組み立てていきます。
「下取材している段階で、もう頭の中で構成はできている」と、
酒井靖之監督がよく言っています。
初めてそれを聞いたとき、
「なるほど、このスピードで仕事をこなすので、月に7本、8本の作品をこなせるのか」
と、納得しました。
リアルタイムで仕事をこなしていくことができなければ、監督を務めることなど到底できません。
動画、映像の監督、ディレクターは、それほど、高い能力を求められるのです。
かっこいい会社紹介動画を作るには、撮影にもノウハウがあります。
会社紹介動画には、一般の会社員が出演されることが多いジャンルです。
役者ではない、一般の会社員をかっこよく演出する最大の手法は、見本を見せることだと思います。
酒井靖之監督が、実際に演じてみせることによって、演出する場面をよく見ます。
そうするといつのまにか、会社員がナチュラルに演じてしまうのです。
「インタビュー術」という言葉があるかわかりませんが、
会社紹介動画のインタビューにおいて、酒井靖之監督のインタビューはまさに「術」です。
相手の懐に入って、本音を聞き出す力を持っています。
会社紹介動画はもちろん、本格ドキュメンタリーなど、様々なジャンルの動画においても、その姿をよく見てきました。
インタビューを受ける側が、はじめて人に語るような真に迫った言葉を発してしまう瞬間を。
「インタビュー術」は、言い換えると「人間力」に他ならないと思います。
インタビューを受ける側が、インタビュアーの「人間力」に引っ張られて、言葉を発してしまうのだと。
編集においては、ロジック立てられた構成に沿って、撮影した素材を切り取っていきます。
大量の素材の中から、厳選してカットを選び、出演者の生きている表情を切り取り、1カットにおける尺を1フレーム単位でこだわり、まさに作品を積み上げていく作業を行います。
その綿密な作業こそが、かっこいい作品を生み出していくのです。
このように、ロジック立てられた構成と、撮影における巧みな演出、そして綿密な編集を合わせていけば、アーツテック流の「かっこいい紹介動画」を作ることができるのです。
白銅さまの、会社紹介動画は、対外的にはもちろん、採用、イベント、社内教育用として、さまざまな用途で使用され、大変好評いただいています。
「かっこいい」も中途半端だと効果がありません。
「ここまでやればいいんです」という事例をあげさせていただきます。
天下統一を社是に掲げる「ライフ・フロンティア」様。
数年後には、日本で圧倒的な知名度を誇る会社にしようと、意欲あふれる企業さまです。
会社を大きくするために、「やる気や意欲が溢れた社員を欲しい」とおっしゃっていました。
また、「通常の会社案内や採用映像を見てもつまらない」との疑問を感じられており、「今まで見たことない、ぶっ飛んだ会社紹介映像を作って欲しい」との依頼でした。
そこで酒井靖之監督が考えたのが、イケメン社員を起用した、MV風のプロモーション動画でした。
演出は、現代の織田信長とそれを支える家臣。
織田信長を代表が演じ、家臣はイケメン社員たち。
ダンス、殺陣の稽古は約1か月。
振付師と殺陣師も呼んで、本格的に稽古をつけていただきました。
音楽は完全オリジナル作曲。
ぶっ飛んだ、今までにない会社紹介、採用動画を作るには、ここまでやらなければいけません。中途半端では効果がないのです。
鶴巻温泉の老舗旅館、元湯陣屋を再建させた現CEOがつくりあげたシステム『陣屋コネクト』のサービスを紹介する動画です。
「離職率を大幅に下げる」「お客様サービスを格段に向上させる」など、メディアにも多数とり上げられている画期的なシステム。
当時動画戦略を行なっておらず、カタログや口頭での説明だけでは、どうしてもそのメリットを潜在顧客に伝える切ることができない、とのお悩みをお持ちでした。
酒井靖之監督が目をつけたのは、視聴対象が旅館・ホテルなどの経営者であるという点。
このシステムで何が叶えられるのかを端的に短く伝える「概要篇」と
お客様が予約、来館、滞在、帰られるまでをドラマ化し、「紹介篇」として2本を制作しました。
「紹介篇」では、このシステムはどのように活用できるのか、業務効率化やサービスの向上を
ドラマを通して表現することで、よりお客様の目線として実感できる作りとなっています。
基本的な考え方は会社紹介動画と同様で、このサービスについてどこまで深く理解し、構成していくか。
効果ある動画は、ロジックに裏付けられた「構成力」にこそあるのです。
この動画は、今、さまざまな業界のお客さまより「陣屋コネクト」のような動画を作りたい」
とのお問い合わせをいただくほど、サービス紹介動画の教科書的な動画となっています。
学校紹介動画で注力する点は、学生の目線に立った演出をすることです。
現代を生きる学生のリズムに合ったテンポ感、カットリズム、音楽、色調を意識することが必要です。
どんな動画でもそうですが、ターゲットにジャストに響く作りをすることが重要。
そのリズム、テンポ感に「かっこいい」と感じていただけるのだと考えています。
この「かっこいい」が、いずれ「なんかよさそう」、そして「オープンキャンパス行ってみようかな」につながってくるのです。
一度、いい印象を持っていただけると、それはなかなか離れません。
進路に迷い、最後に「どっちの学校にしようかな」と考えているときに「あの学校のPVかっこよかったな」ということで決定する人も多いとお聞きしました。
それほど、動画の力は強いのです。
この動画も今や学校紹介動画の教科書のような紹介動画となり、様々な学校からのお問い合わせにつながっています。
「見た目がかっこいい」「中身もかっこいい」実効果を出すアーツテックの動画制作事例をご紹介させていただきました。
「かっこいい」「美しい」は当たり前、その先の「中身もかっこいい」
実効果を出す動画を作りを長く続けてきました。
もう一度お伝えいたしますが、我々プロの目から見ると、
ただ「かっこいい」だけでよく見ると中身のない動画が増えていると実感しています。
そこに騙されず、せっかく大変な思いをして作る紹介動画ですから、制作会社選びは慎重にやっていただきたいと思います。
そして、制作会社選びに重要なのは、やはり実績です。
実績をしっかり見て制作会社を選んでください。そこに大きなヒントが隠されています。
アーツテックの作品は、動画・映像業界内で注目され続けています。
そのため、真似されることも多くあります。似たような作品が今も生まれています。
しかし、本質を真似ることはできません。本質とは作品の中に潜むノウハウです。ぜひとも本物を見極めていただきたいと思います。
日本屈指のクリエイター、酒井靖之監督が
最前線のクリエイティブの話題から、人生に役立つ情報まで縦横に語り尽くす!
クリエイティブに生きたいすべての人に贈るYouTubeチャンネル「sakaiTV」。
売れる動画・映像制作のパイオニア