飲食店のプロモーション動画制作の方法!ポイント・事例・メリットまで解説 - 映像制作・動画制作会社 - ARTSTECH(アーツテック)

飲食店のプロモーション動画制作の方法!ポイント・事例・メリットまで解説

2021.05.31 (Mon)

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思わず行きたくなる!飲食店プロモーション動画術!

 

近年、飲食店を選ぶ基準として食べログを始め、グルメサイトが大きな基準のひとつとなっています。

しかしながら飲食店の経営者の立場からいうと、グルメサイトの情報だけでお店を決めてほしくないというところが本音ではないでしょうか。

コロナ禍の中でただですら厳しい飲食業界。

自分たちで発信し、お客を引き寄せるプロモーション動画術をこのコラムではご紹介いたします。

  

■おもわず行きたくなる!飲食店プロモーション動画術とは?

飲食店のプロモーション動画とは

すべての動画・映像制作において、業界問わず動画の中にその商品やお店の魅力、企業の想いなどを盛り込むことが、すなわち「良い動画」と言えます。

 

この動画というものは当たり前となっていますが、人の五感を刺激する唯一のメディアでもあるのです。

どのようなメディアでも味覚を体験することは出来ないけれども、“シズル”という術を使ってそこに溢れ出る肉汁のジューシーさや、滑らかなのど越し、口に含んだ清涼感など、視聴者に想像させることで味覚を伝えることができるのです。

 

アーツテックが考える「飲食店プロモーション動画」は、唯一無二の“オンリーワン”の魅力を短い動画の中で伝え、食べたあとの美味しさだけでなく、「幸福感」までも想像できる動画制作。

これがアーツテック流「飲食店プロモーション動画」の制作術です。

 

飲食店のプロモーション動画のメリット

新型コロナウイルスの影響の影響で、飲食業界が一番の打撃を受けているのは、周知の事実です。

集客のための奥の手と言えるのが飲食店プロモーション動画ではないでしょうか。

メリットとしては、認知を促し、興味を持って足を運んでもらう人を増やすことができることです。

  • 知ってる(見た・聞いたことはある)けど、初見で行きにくい
  • 知ってるけど、家で食べた方が家計には優しい

このような壁を一歩乗り越えることができるのが飲食店プロモーション動画の力です。

また、「店員やお客さまの笑顔」や「そのお店の売り」も動画の中に盛り込めると、

お店に愛着を持って足を運んでくれる方も増えることは間違いないです。

 

思わず行きたくなる!プロモーション動画の事例

これまでアーツテックが制作してきた、思わず行きたくなるシズル感あふれる飲食店のプロモーション動画を、2作品ご紹介いたします。

 

宮川商店 「1949年創業 東京日本橋 やきとり宮川」

1949年に創業された老舗「やきとり 宮川」

「やきとり 宮川」が大切にしている「こだわり」。

それは、「鶏へのこだわり」「日本酒へのこだわり」「食材へのこだわり」「人へのこだわり」。

それらを、シズル感のある映像で表現したインバウンド向けプロモーション動画です。

 

 

 

◆「韓国家庭料理 古家庵(こかあん)」

赤坂見附そばの老舗韓国家庭料理「古家庵」。

オモニの愛情たっぷり、本場の家庭料理を堪能できる店。 

本作品では、お店が持つ独特の空気感を、シズル感たっぷりに表現しました!

 

 

 

 

飲食店プローモーション動画の制作ポイント

 

 それでは次に押さえておきたいポイントを掘り下げてご紹介いたします。

 

ターゲット設定

マーケティングの基本は「誰に何を伝えるのか?」です

 

まずは、飲食店プロモーション動画のターゲットとなる、明確な人物像(ペスソナ)を設定することが重要です。

 

ここで失敗してしまいがちなのが「多くの人を集客したいがために、ターゲット層を幅広くしてしまう」ことです。

 

メインターゲットを絞って、年齢・性別・居住地・趣味・嗜好を含めた具体的な人物像までターゲットを絞り込むことが肝心です。

 

ターゲットが曖昧なままだと焦点がぼやけてしまい、結局、誰の心にも響かない動画になってしまいます。

 

お酒を置いてあるお店なら、大人向けのムードある映像にしていこうということでいいでしょう。

しかし、これがファミリーもターゲットにしているのであればまた違ってきます。

 

こうしたプロモーション動画をみるのは、実際には大人なのかもしれませんが、たとえばマクドナルドのハッピーセットのCM、トイザらスのCMを見てみてください。

必ず観る対象が大人と言えども、「子どもを安心して連れていけるお店なんだな」ということをしっかり訴求していかなければなりません。

また、つきあい始めのカップルが、デートで夜景を見ながらいい雰囲気で食事をするなら、こうしたムードある雰囲気が伝わる内容にしなければいけない。

つまりはターゲティングを見極めて、来てほしい客層に合ったシチュエーションの動画制作を行う必要があります。

 
 

 

コンセプト設定

動画を視聴してもらうことで、設定したペルソナに「どんなアクション」を起こして欲しいのか?

飲食店プロモーション動画の方向性・コンセプトを練り、構成を作り上げていきます。

ポイントとなるのは、あれもこれもと情報を盛り込みすぎないこと。

30秒のCMだったら、伝えたいことは多くて2つまで。

 

たとえば、お店側としてはメニュー、商品をメインに紹介したいと考えるかもしれません。

しかし、ターゲットが知りたいことが必ずしも同じだとは限りません。

 

「ターゲットは何を知りたがっているのか?」

「何を伝えれば行動してくれるのか?」

 

情報を整理してアクションを促すまでのストーリーを考えて構成しなければなりません。

 

 

◆シズル感をいかに出すか

シズル感と言えば、皆さんがCMなどでよく目にするのは“ビール”のCMや“ハンバーグ”などのCMで、キンキンに冷えたグラスに雫がついて完璧なまでの白い泡、鉄板で美味しそうに焼ける音と共にあふれる肉汁などの映像ではないでしょうか。

飲食店さまの中には「うちの料理はじゅわーと音がするわけでもないし」、「目で見てもシズルが伝わらないから」とお考えの方も多いと思います。

実は、そのようなものでもシズルを十分伝える方法はあります。

後半で、事例をご紹介いたしますが、出来上がった料理ではなく調理中は必ず何らかの“シズル”をともなっていると私たちは考えています。自分たちでは気づかない“シズル”というものは必ずあります。

この映像を観て感じる食後の幸福感までも想起させるような、五感を刺激する“シズル感”は必ず出せるのです。

たとえば、とんかつ屋さんなら出来上がりの画よりも、まさに油で揚げている瞬間やサクッと切る瞬間、天丼などもからっと揚げて、引き上げた天ぷらを秘伝のたれをジュッと絡ませる瞬間、そのような“シズル”の瞬間は必ずあるのです。

「うちの料理はシズルは無理」とあきらめずに、調理中のパフォーマンスも考えてシズル感を表現していくことが大切です。

このシズル感を上手に出していくことが、「思わず行きたくなるお店」の一番の強い画、見せ所となるのです。

 

 

◆イチオシ料理や人気料理を紹介

イチ押し料理や人気料理を表すのはある種当然のことなのですが、映像という限られた尺の中で、メニューが20、30と多くある場合は、その中でもイチ押し料理や人気の料理を5つくらいに厳選することがポイントとなります。

なぜならば、WEB動画において視聴者に飽きずに見てもらえるのは、最長でも3分くらいの尺でしょう。その中で本当に記憶に残せるものは、せいぜい5つくらいだからです。

あれもこれもお料理を紹介したい気持ちは分かりますが、イチ押しを5つくらいに絞り、その中でも店の顔となる人気料理や看板料理は、じっくりと撮影し動画の中で主役として見せていくことが大事だと考えます。

 

 

◆お店の雰囲気やお店のスタッフの人柄を伝える

筆者の私もお店選びにいつもグルメサイトを利用しますが、お店に行きたくなる、わざわざ足を運ぼうと思うのは、店の雰囲気がよく分かる情報が掲載されているお店です。

 

ただ多くのグルメサイトは利用者が撮ったお料理の写真がアップされているだけで、あまりお店の雰囲気は分かりずらく、伝わらない場合が多々あります。

そのため、私もそうですがリンクにあるお店の公式HPに飛んでお店の雰囲気を確認したりしています。

 

利点になるようなお店の雰囲気や魅力的なところは長所として生かし、短所となりそうな部分は包み隠すように上手に撮影し、「このお店なら行ってみたい」と思わせる雰囲気を作り上げることが大事です。

 

そのお店の雰囲気をさらに彩るのは、スタッフの人たちです。

接客の良さで売っているのだとしたら、上手に接客している風景だったり、明るいスタッフの接客が売りの店ならイキイキとした元気の良さであったりと、スタッフを通してそのお店の雰囲気を伝えていく。

そうしたものを映像に盛り込んでいくことも、飲食店のプロモーション動画の制作においては必須であると考えます。

 

 

■コストをおさえて、シズル感のある動画を撮るには?

TVCMで見るようなシズル感のある動画というのは、皆さんが知ったらびっくりするような制作コストがかかっています。

 

たとえば、撮影スタジオにはクッキングスタイリストと呼ばれる人や、驚くくらいの量の最高級の食材が準備されていたり、さらにはシズル屋さんと呼ばれるプロフェッショナルな人がいたりします。

 

このシズル屋さんは日本には数えられるほどしかいません。

この方たちの唯一無二のシズル表現のテクニックは絶対に明かされません。

さらには、少数のプロフェッショナルゆえにギャランティは、皆さんが想像するはるか上をいく金額だとお考え下さい。

 

シズル屋さんは極秘のテクニックでさまざまなシズル表現を作り上げていきます。

たとえば、キンキンに冷えたビールのグラスにつく雫や、黄金比を創り出すビールの泡の対比などの仕掛けは、聞いても教えてくれることはありませんし真似できるものでもありません。

このように、TVCMのようなシズル感を創り出すには驚くほどの費用がかかっているということです。

 

大企業が経営するお店ならともかく、通常の飲食店がそのようなコストをかけてシズル感のあるプロモーション動画を制作するには無理があるでしょう。

 

私どもはこれまで、そのようなシズルの仕掛けを使わなくとも、効果のあるシズルは撮れると実証してきました。

 

なにもスタジオで撮る必要はないのです。

焼き鳥屋さんなら、焼き場で秘伝のテクニックを。

韓国料理屋さんなら、実際にチヂミを鉄のフライパンで焼いているところを。

シズル感あふれるように撮ることができるのです。

 

そして、スタジオを使わず実際のお店で撮影するときに一番大事にすることはライティング(照明)です。

これはやはり動画制作のプロフェッショナルではないと、魅力あるシズル感を撮るためのライティング(照明)は出来ないでしょう。

シズル動画を撮ってきた経験値が無いと難しいと言えます。

 

これまでも、コラムで幾度も語っていることなのですが、映像のテイストを決める一番はカメラの質ではなくライティング(照明)なのです。

このライティング(照明)をコントロールすることで、実際のもの以上の見た目にすることが可能なのです。

 

 

そして、シズルのもうひとつ重要なことは“音”です。

音をしっかりと録ることが大切です。

 

皆さんはスマホなどで動画を撮ることも多くなってきたと思います。

素晴らしい進化を遂げたスマホの動画撮影では、映像はきれいに撮ることは出来ても、音をクリアに録ることはまだまだプロ機材には敵いません。

 

皆さんがTVでよく見るガンマイクというものは、5m、10m先にいる女優さんのセリフをピンポイントで拾える、プロフェッショナルな機材です。

これは驚くほど高性能で、その音の周波数だけをしっかりと拾える能力を持っています。

 

このような機材を自分たちで揃えるのは難しいかもしれませんが、スマホで録るにしても外部に取り付けるマイクを用意して、その音のできるだけ音源に近い場所からマイクで録ることをお勧めします。

 

もし、それが難しいのであれば私たちのようなプロフェッショナルに依頼していただくというのが正しい選択肢なのかもしれません。

 

いずれにしても、スタジオを使わない、シズル屋さんを呼ばない、食材などは高級食材などではなく、日頃自分たちが実際に使っている食材で、出来る限り新鮮でみずみずしいものなどを用意する。

これをするだけでTVCMの何10分の1のコストで撮影することが可能になるわけです。

 

 

■まとめ

飲食店のみなさまには、コロナ過で大変な思いをされている状況をお察しします。

いまだからこそ、集客や今後のプロモーションのために、何かしなくてはとお考えかと思います。

 

限られた予算の中、効果的な動画でお店のプロモーションをとお考えの皆さま。

実効果のある動画戦略でお役に立ちたいとアーツテックは常日頃考えております。

 

ぜひ、ご相談だけでも受け付けております。

お見積もりやご提案の段階では一切費用は掛かりませんので、お気軽にお問合せいただければと思います。

 

(筆者:岡崎)

 

日本屈指のクリエイター、酒井靖之監督が

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