BtoBマーケティングは動画がおすすめ? 活用事例や制作時のポイントを解説 - 映像制作・動画制作会社 - ARTSTECH(アーツテック)

BtoBマーケティングは動画がおすすめ? 活用事例や制作時のポイントを解説

2022.08.01 (Mon)

ページTOP画像

Bto Bマーケティングは動画を活用した方がいいの?

結論、動画を活用すべきです。

本コラムでは、BtoBマーケティングに動画がおすすめな理由、

動画を制作する際のポイント、実際の活用事例を紹介しています。

ぜひご覧ください。

 

BtoBマーケティングに動画がおすすめな理由

BtoB動画は一口に言っても、

ブランディング動画、商品・製品PR動画、会社案内動画など

多様な使用用途があります。

 

「BtoB動画マーケティング」とはつまり、

ビジネス上で “動画“ を活用したマーケティングを実施することで、

顧客獲得やエンゲージメント増加によるファンの創出、

最終的には売上げアップ効果が見込めるマーケティング手法のことを指します。

 

 

動画配信市場が拡大している

 

2020年コロナウイルスの感染拡大に伴い、在宅の時間が増えたことで、

有料動画配信サービスの利用が大幅に拡大し、

オンラインライブ配信プラットフォームの誕生が市場を底上げしました。

 

その結果、2021年の動画市場規模は4,230億円と前年比114%になっており、

2022年以降も右肩上がりに成長し、

2026年は、5,250億円まで成長すると推計されています。

(出典:動画配信市場調査レポート2022)

 

 

短時間で多くの情報を伝えることができる

 

1分間の動画には180万語に相当する情報量があり、

WEBページに換算すると3600ページに相当するほどの情報量になるとされています。

 

 

記憶に残りやすい

 

人はコミュニケーションを取る際に、様々な情報を得ています。

その際に、重要視されている情報は主に、

 

3V:「Verbal(言語)」「Vocal(聴覚)」「Visual(視覚)」

 

と呼ばれています。

 

またその中でも動画でアプローチできる視覚と聴覚は、

合わせて93%以上を占めており、

動画は非常に人の記憶に残りやすい媒体であるとされています。

 

 

BtoB企業との相性が良い

 

BtoB企業は、製品の仕様や事業内容を伝えるのことが

難しいケースが多いと思います。

 

Webサイトで情報を発信した場合、

文章量がとても多くなってしまう傾向にあります。

 

動画であれば文章をたくさん読むこともなくなり、ユーザーのストレス軽減につながるのです。

 

BtoBマーケティング動画を制作する際のポイント

 

BtoB動画=仕事上で見る動画 と考えることができます。

 

つまり、視聴者の気持ちや動画自体の魅力よりも、

ただ伝えたい情報だけを羅列することに注力してしまうことが多いのです。

 

その結果、企業の教科書のような動画が目立っています。

 

対して、BtoC向けのテレビCMや広告は、テレビや映画でも重要視される

 

“エンターテイメント要素”

 

つまり、最後まで

 

“見てもらうためのあらゆる工夫”

 

が施されています。

 

BtoB動画においても、BtoC動画と同様の考え方を持つべきだと思います。

 

以下に、Bto B動画マーケテンングにおける

最後まで“見てもらうための工夫”を施した動画制作におけるポイントを

ご紹介いたします。

 

 

何を伝えたいのかを明確にする

 

動画を利用し、何を伝えたいのか、まずはその目的を明確にすることが重要です。

そのためには、企業で抱えている課題に目を向けることが重要になってきます。

 

「認知度を高めたい」

「HPの流入を増やしたい」

「自信のある商品の売上が上がらない」

 

など、動画を使って解決したい課題を明確にすることで、

より効果的な動画制作が実現するのです。

 

 

論理的に分かりやすく伝える

 

“企業の「伝えたい」を視聴者に「伝わる」形に置き換える”

 

これが、BtoB動画において、目に見える効果が生まれる肝です。

 

企業の「伝えたい」情報をそのままストレートに脚本化し映像化するだけでは、

残念ながら、視聴者には伝わりません。

 

そこで、「伝えたい」をどのように「伝わる」ものに変換するのか。

 

「伝わる」動画制作の出来る制作会社としっかりとタッグを組むことが

重要になってきます。

 

◆BtoBマーケティング動画の活用事例を紹介

BtoB動画制作実績の一部をご紹介いたします。

 

事例1:ライフフロンティアさま

 

 

制作目的:

天下統一を社是に掲げる「ライフ・フロンティア」様。
非常に若い代表であり、社員の皆様でありながら、
数年後には、日本で圧倒的な知名度を誇る会社にすべく、意欲あふれる企業様です。
会社を大きくするために、「やる気や意欲が溢れた社員を欲しい」と。
また、「通常の会社案内や採用映像を見てもつまらない」との疑問を感じられており、
「今まで見たことない、ぶっ飛んだ会社案内映像を作って欲しい」とのお題でした。

 

動画戦略:

私たちが考えたのは、まず、ミュージッククリップ(MV)にすること。
そして、演出として、現代の織田信長とそれを支える家臣。

全て実際の社員様に演じていただきました。

ダンス、殺陣の稽古は約1か月。振付師と殺陣師に稽古をつけていただきました。

音楽は完全オリジナルで作曲。

今までにない会社案内、採用動画に共にチャレンジさせていただいた作品で、

エントリー率が前年比の5倍となったとのご報告をいただきました。

 

 

事例2:京都きもの友禅さま

 

 

制作目的:

成人式の振袖販売日本一を誇る、京都きもの友禅株式会社さま。

 創業50年という長い歴史の中で、質の高い商品をご提供し続けている、

魅力ある仕事ではあるものの、日常で触れる機会の少ないきものの販売職を志望する学生はそう多くはないため、新卒のエントリーを増やしたいというお悩みの解決が目的でした。

 

動画戦略:

私たちはまず、

社員の皆さまや社長さまのインタビューや仕事風景をおさめた、

いわゆる採用動画をご提案しました。

しかし、お打ち合わせの中で、お客さまが来店して振袖を選び、

実際に着付けをしてもらうまでの様子を

動画におさめて欲しいというお話が上がりました。

 

ここでよくあるのが、

社員の方やエキストラにお客さま役を演じてもらうことです。

私たちもそういった手法を使うこともありますが、

今回は「母娘」という設定もあり、垣間見える関係性が重要となるため、

クライアントの実際のお客さまにご協力いただくことをご提案しました。

 

着物販売という仕事は、同業他社との差別化が図りにくいものであると、

私たちは考えました。

 

そこで、着物の販売でどれだけの売上げを誇っているかということよりも、

この仕事が世の中にどのように役立っているのかを伝える演出にする

という方向性に決定。

 

この仕事の社会的意義を伝えるため、常にカメラを回して、

接客風景や店内での母娘の会話をおさめるという、

完全なドキュメントスタイルでの撮影を行いました。

 

ドキュメンタリーの撮影というものは、

結論が誰にもわからないものであるため、

どのようになるかという心配もありました。

 

しかしながら、母の想い、娘の想いを織り交ぜた、

本格的なドキュメントスタイルにすることにより、結果的にリアルの涙、

リアルの感動をおさめることに成功したのです。

 

これにより、着物販売とは、

「母と娘の想いをつなぐ仕事であるということ」、

「その人の人生に関わる大切な任務があるということ」が伝わり、

それが京都きもの友禅のスタイルであると、

学生たちに理解してもらえる作品となりました。

 

当初は結末がわからないという不安も持ち合わせていましたが、

弊社を信頼して頂き、この作品の制作に賛同してくださった

クライアントからも高評価をいただくことができました。

 

また、現役社員の皆さまにとっても、

自分の仕事の社会的意義を再確認していただける機会になりました。

 

 

事例3:ウォータースタンド株式会社さま

 

 

目的:

ウォータースタンドを販売することで、プラスチックボトル削減を実現する

事業を展開しているウォータースタンド株式会社さま。

 

「未来の世代のためにより良い地球環境を引き継ぐ」というミッション。

「マイボトル携帯する新しい文化を創り、

気候変動とプラスチックによる環境問題に取り組む」というビジョン。

 

当初のご依頼は、「企業のミッションとビジョンを映像化してほしい」

というものでした。

 

 

動画戦略:

ミッションとビジョンというものは、

視聴者に対し、エモーショナルに訴えかける内容でないと届かないと思うのです。

 

そのため、

ミッションとビジョンを強くビジュアル化することが必要である

と考えました。

 

 

まず動画の初めに

「大地は祖先から受け継いだものではなく、

未来の子どもたちから預かっているもの。」

というアフリカのことわざを引用しました。

 

人類の宝とも言える子どもたちのキラキラとした笑顔と、その輝く姿を通して、

視聴者の中に

「未来の子どもたちのためにも、私たちも考えなくてはいけない」

という共感性を抱かせるつかみを持ってきました。

 

 

 

さらには、社内におけるマイボトル運動をアニメーションで表現。

 

こうしたビジュアル化により、、

「未来の世代のためにより良い地球環境を引き継ぐ」というミッションと、

 

「マイボトル携帯する新しい文化を創り、

気候変動とプラスチックによる環境問題に取り組む」

 

というビジョンを、単なる大言壮語の絵空事ではなく、

「自らにもできる」という自発的な行動を促すビジュアル化に成功しました。

 

 

こうした共感性こそ、

 

「この企業を応援していこう」「私もウォータースタンドを使おう」

 

というアクションを引き起こす要因なのです。

 

 

 

良い動画とは、ココロが動くもの。

 

ココロが動けば、次のアクションにもつながる。

 

 

 

この動画こそ、 “良い動画” 。

 

心を動かし、アクションを起こす動画の見本であると考えています。

 

 

このような “未来に向けた思考の創造” という動画戦略を施したこの作品は、

農林水産省の「サステナアワード2020 伝えたい日本の“サステナブル”」で

ルーキー賞を受賞致しました。

 

 

 

◆まとめ

 

BtoB動画は、何らかの目的を持って制作されます。

 

しかし、動画を作りさえすれば効果が出るというわけではありません。

「伝わる」ものでなければ、効果のない動画であると断言できます。

 

企業の魅力を短い時間でわかりやすく

温度感を持ち合わせながら、わかりやすく伝えなければなりません。

 

それには高いスキルが求められます。

 

つまり、「伝えたい」を「伝わる」に変換することのできる

動画制作会社とタッグを組まなくてはなりません。

 

 

弊社は25年の歴史を持ち、

BtoB動画において、

実効果を出すことにこだわり、

緻密なロジックや戦略に基づいた動画制作を追求し続けてきました。

 

これまで動画制作に携わらせて頂いたお客様からの

「売れた」「いい人材を獲得できた」「会社の知名度が上がった」

等、限りなくいただいたお声が私たちの誇りです。

 

 

効果のあるBtoB動画制作をお望みの企業さまは、

ぜひ弊社にご相談くださいませ。

 

 

筆者:アーツテックスタッフ 栗本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お見積りは無料。
動画制作のご相談・ご依頼は、
下記よりお気軽にお問い合わせください。

電話番号 03-5362-1255 営業時間 10:00~19:00

CONTACT US

Copyright © 2009-2018 ARTSTECH CO., LTD. All rights reserved.