動画制作の種類は3つ!テーマ別の動画の選び方
2022.09.30 (Fri)
2022.09.30 (Fri)
動画制作の種類は3つ!
テーマ別の動画の選び方
「動画制作をしたい!と思ったはいいけれど、
どんな動画が良いのかわからない」
「最近は、たくさん動画があって、どれも魅力的だけど、
私たちが作りたいものってなんだろう?」
なんてお悩みを一気に解決!
本日は、動画制作の種類をご紹介します。
まずは、動画制作の目的を頭に浮かべてみてください。
「採用?」「会社紹介?」「製品紹介?」「ブランディング?」
目的が決まったら、動画制作スタートです!
Contents
これから3種類の動画について、ご紹介していきます。
がその前に!
3種類それぞれの押さえておきたいポイントをご紹介します。
実写映像を用いることのメリットとしては、
・視聴者の共感を得やすい
・モノの場合、実際のモノを映すことで、機能などが理解しやすい
などが挙げられます。
ですので、実写映像は、
より共感が求められる、採用動画や会社紹介動画などに最適です。
アニメーション動画を用いるメリットとして、
・実写映像と比較し、費用を抑えられる
・自由な発想が可能
などが挙げられます。
製品の使用用途やシステムの説明など、
難しいことを簡単に表現することに長けているのが、アニメーション動画です。
実写映像とアニメーション動画を併用することのメリットとしては、
・抽象的なイメージを伝えやすく、共感も得やすい
・業界イメージに偏った堅い映像になりすぎない
などがあります。
業界のイメージが堅く、映像にすると、面白みに欠けてしまったり、
長い動画を作りたいけれど、見飽きない工夫が欲しい方などにおすすめです。
では、これらのポイントを踏まえた上で、
実際に3種類の動画それぞれに焦点を当てて、ご紹介します。
実写映像は、先ほど説明したように
視聴者の共感を得やすく、機能などが理解しやすい
特徴があります。
このような特徴を持つ実写映像は、
主に以下の3つの動画の使用目的が向いています。
実在するモノの紹介をする場合、
一番わかりやすく、かつ魅力を伝えることに長けているのが実写映像です。
例えば、化粧品会社の新作化粧品PRが動画制作の目的だとします。
その場合、
①化粧品実物を映し出し、ライティングなどを駆使し、
より魅力的に商品を映し出した動画
②アニメーションでその化粧品のモチーフを表現した動画
どちらがより魅力的で、
どちらが売上として効果が期待できるかは、一目瞭然です。
そのため、実物の魅力を最大限に引き出すことができる実写映像は、
製品紹介におすすめです。
ブランディング動画とは、主に、企業やブランドの
伝えたいイメージや会社理念などのイメージを伝えるモノです。
また、最近では、企業の広告・宣伝活動において、
自社自体のプロモーションの重要性が高くなっています。
企業がブランディングしていく意味とは、
まず自分の会社が「何をしている会社なのか」を訴え、
さらには、「何を目指している会社なのか」を広く知らしてていくことにあります。
情報過多と言われる現代において、自ら発信し、自らで自社の位置付けをすることで
自社への信頼度を向上することにもつながるのです。
ですから、企業理念や企業イメージに沿った社員の方の働きぶり、
職場の雰囲気など、実際の映像を持って表現することで、
より共感性の高い映像制作が実現され、
真のブランディングを行うことが可能になるでしょう。
採用動画とは、将来入社してくる学生に向けた動画です。
つまり、採用動画で最も大切なことは、若い人の心をしっかりつかむことです。
それは、流行の映像手法や流行の音楽を使うことではありません。
「この企業に入ったら自分は、3年後、5年後、どんな人物になっているのだろう」という、
”自分の近未来像”を想起させるモノでなくてはならないのです。
そのため、実際の社員が登場し、リアルな温度感を学生に伝えることで
より効果的な採用動画の制作が実現いたします。
アニメーション動画は、種類によって雰囲気もかなり変化します。
文章での説明では、違いをイメージしにくいかもしれません。
そこで今回は、
各種類ごとに参考事例と併せて紹介させていただきます。
モーショングラフィックスとは、テキスト・イラスト・ロゴなどのグラフィックス要素に
動きを加える手法のことです。
近年増加しているこの動画製作手法は、
比較的低コストで、簡潔に情報を伝えることに長けています。
弊社で手がけたモーショングラフィックスの作品がこちらです。
このように、無駄な情報を省き、簡潔に時計の機能を説明することで、
伝えたい情報を短い動画内で、わかりやすく伝えることが可能になります。
CGアニメーションは、モーショングラフィックスよりも
高度な技術が要されるアニメーション技法となります。
よって、より高クオリティのアニメーション動画の制作が実現されます。
こちらが、弊社で制作したCGアニメーション作品です。
このように、CGアニメーションは、モーショングラフィックスよりも
動きの柔軟性や、表現の柔軟性が長けています。
モーショングラフィックスでは、どこかチープに感じてしまう、
長く使いたいからこそ、高クオリティを実現したいと
お考えの方には、最適です。
イラストアニメーション動画とは、
モーショングラフィックスとは異なり、手書きのイラストに動きをつけた
いわば「アニメ」。
皆さんが一番馴染みのある、アニメーション動画とは、このことでしょう。
アニメーション動画は、モーショングラフィクスよりも、柔軟な表現が可能で、
イメージ構築の架け橋ともなりうるでしょう。
弊社で手がけたアニメーション動画が、こちらです。
この動画は、次章でご紹介する実写映像+アニメーション動画でもあります。
イラストアニメーションを使用することで、
キャッチーなイメージで表現することが可能となります。
3Dアニメーションとは、コンピュータで立体的な映像を作成する手法で、
モーショングラフィックスやイラストアニメーションよりも、
リアリティのあるアニメーション動画の製作が実現します。
弊社で手がけた3Dアニメーションはこちらです。
このように、
実写でも、モーショングラフィックスやイラストアニメーションでも
作りづらいこの絶妙なイメージを3Dアニメーションを用いることで
実現できます。
上記2つのいいとこ取りができる手法である実写映像とアニメーション動画の掛け合わせ。
抽象的で、イメージ構築に最適なアニメーションと
視聴者の共感を掴むことに長けている実写映像、
その二つのメリットを掛け合わせた動画制作は、
双方の恩恵を受けられる魅力的な動画制作方法とも言えます。
先ほど、ご紹介した伊藤園のイラストアニメーションも
この実写+アニメーション動画に分類されます。
さらに、より高度な実写+アニメーション動画として、
CGアニメーションを実写映像に組み込んだ作品が挙げられます。
まずは、作例をご覧ください。
こちらの動画は、実際の動きに追従したCGアニメーションを
映像に組み込む作りになっています。
「目には見えないけれど、
そこにあるシステムや機能をアニメーションを用いて可視化することで
よりわかりやすく、イメージしやすい動画だな」
と、思われるでしょう。
ですが、それだけではありません。
こちらの作品は、撮影時に緻密に計算し、
カメラの角度、CGが入る余白、全てを計算した上で、
撮影が行われています。
こういった撮影のために用いられるのが
「モーション・コントロール・カメラ」と呼ばれるものです。
これは、コンピュータで設定した通りに動作し、撮影することが可能なカメラで、
こういった動画の制作時に主に用いられます。
ですが、本作品は、モーションコントロールカメラを用いることなく、
緻密に計算し、撮影を行いました。
ですが、実写映像にしっかり違和感なく馴染んでいると
感じられるのではないでしょうか。
これは、誰もができる技ではありません。
熟練した技術者の力が寄り集まってなされた作品です。
近年は、映像の種類と検索すると、沢山の種類で分けられていて、
何がなんだかわからなくなってしまうことがあるでしょう。
ですが、このように、映像というものは、全て繋がっていて、
明確に分ける必要もありません。
ただ必要なのは、動画制作に対するテーマです。
どういうイメージなのか、
誰に向けた動画なのか、
動画を作って何を伝えたいのか、
それがわかるテーマさえ持っていれば、
自ずと最適な動画は見つかります。
弊社は、ヒアリングから納品まで一気通貫で動画制作に携わっています。
そのテーマさえ見つからない、
テーマはあるけど、そのテーマに最適な動画手法がわからない
など、具体的なご相談でなくても、
一からお話を伺い、一緒に動画を制作していきます。
我々は、「体温の伝わるコミュニケーション」をモットーに
映像制作を26年間してきました。
それはもちろん「体温の伝わる動画」を作ることでもありますが、
動画を制作したいとお考えの皆さんと体温を通わせながら
動画を作り上げていくということでもあります。
「体温の伝わる動画」制作をご希望の方は、
動画制作をご検討中の方は、ぜひ一度お問合せください。