インナーブランディングとは?動画を活用するメリットや事例を紹介 - 映像制作・動画制作会社 - ARTSTECH(アーツテック)

インナーブランディングとは?動画を活用するメリットや事例を紹介

2022.10.31 (Mon)

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会社案内動画、ブランディング動画、採用動画、製品紹介動画、、、

さまざまな種類の動画があって、それら全てに手をつけてみたけど、

実際の社員のほとんどは、蚊帳の外。

 

完成した動画を外部に流しても、働いている社員の心には届いていない?!

 

そんなことありません。

作り方、使用方法、さまざまなメソッドで、社員の心にも

社外の方の心にも響く動画製作が実現できます!

 

社員の方の心に響く動画=インナーブランディング動画

 

について、今回はお話ししていきます。

 

そもそもインナーブランディングとは?

インナーブランディングとは、社内の従業員に向けたブランディング施策のことです。

組織の掲げている企業理念や企業文化、

VISSIONやMISSIONなどといった言葉で表現している企業も多いのではないでしょうか。

それらを、社内に浸透させ、社員全体のエンゲージメントを向上させることが

このインナーブランディングの大きな目的となります。

 

インナーブランディングの効果

 従業員のモチベーションアップ

インナーブランディングを通じて、従業員が、業務を通じた目標を再確認することで、

モチベーションの向上につながり、ひいては、生産性の向上など売上として、

企業の実績にも好影響を及ぼすことも考えられます。

 

 社外からの評判も良くなる

インナーブランディングは、決して社内のみに向けて行われる施策ではございません。

インナーブランディングが成功すると、

結果として、社外へ及ぼす影響やイメージ成形にもつながってきます。

 

 

 

インナーブランディング動画のメリット

インナーブランディング動画のメリットは、以下の通りです。

 

いつでもどこでも視聴可能である

同時に、社員全員が集まる必要がなく、社内のサーバーなどで共有することで、

いつでもどこでも社員全員が、視聴することが可能です。

 

また、これは、近年のリモートワークの推奨や、時差出勤などの

新しい働き方の形にも対応したメリットとも言えるでしょう。

 

 

思いや熱量が伝わりやすい

抽象的な表現が多い企業理念や企業文化などは、文字で表現しても

伝わり切らない部分が顕在すると考えられます。

 

一方で、動画でインナーブランディングをすることによって、

その伝わりにくい抽象的なメッセージやその言葉に込められた熱量などを

実際の声や音楽、動画の演出技法などによって、伝えることが可能です。

 

 

インナーブランディング動画の活用シーン

インナーブランディング動画の活用シーンは、以下の通りです。

 

理念動画

この理念動画は、インナーブランディング動画の代表的なものに当たります。

また、インナーブランディング以外の用途でも活用することができ、

社外に向けた会社案内動画やブランディング動画を応用し、

インナーブランディング動画として、活用することも可能です。

 

社外向けのブランディング目的のみで制作された動画であっても、

社内で好評となり、意図せずとも、インナーブランディング動画としての

役割を果たしているケースも想定されます。

 

研修動画

企業で行われる、セミナーや研修におけるインナーブランディング動画は、

単なるセミナーとしての目的を遂行するのみならず、

それがさらに発展し、インナーブランディングをも行うことができるのです。

 

社内イベント用動画

社内の記念イベントやレクリエーションなどの際に流す動画として、

インナーブランディング動画は用いられます。

 

弊社がこれまで手がけた作例としては、

 

①周年イベント用動画

周年イベントは、通例、社員旅行に行っていたところ、

社会情勢の影響もあり、そのほかの施策で周年イベントをという企画のもと、

社員のドキュメンタリー動画を制作し、周年イベント用のHPに更新していくといったもの

 

②全社員集会用動画

毎年、行われている年末の全社員集会で、翌年からのモチベーション向上のため、

社員一人ひとりを追ったドキュメンタリー動画制作

 

など、さまざまあります。

社員一人ひとりの熱が伝わる動画として、一番用いられる形式は、やはり

ドキュメンタリー動画でしょう。

 

しかし、ドキュメンタリー動画は、簡単に作れるものではありません。

ドキュメンタリーというのは、当たり前ですが、台本は無いため、結論が分かりません。

 

台本のあるものは、テレビで言うと「やらせ」となってしまうのです。

 

さらには、企業内で用いられるドキュメントリー動画とは、

一人の取材対象者を通して、会社全体の理念や方針を伝えていく手法となります。

 

従って、制作が難しく、失敗すると、目も当てられない作品となってしまう可能性もあります。

 

そんなドキュメンタリー動画ですが、

弊社は、テレビのドキュメンタリー番組を、実際に制作しています。

 

このテレビ的な手法を持ち込んで実際に作品を構成していますので、

社内向けのインナーブランディング動画であっても、ドキュメンタリーたり得るのです。

 

 

 インナーブランディング動画のポイント

インナーブランディング動画を用いることで、社内に企業理念やビジョンが浸透し、

結果的に、社員のモチベーション向上を見込むことができます。

 

しかし、内にいる人間だからこそ、ハリボテの情報では、心に届けることはできません。

効果のあるインナーブランディング動画制作のポイントを確認していきましょう。

 

 目的をハッキリさせる

インナーブランディング動画を制作する際、大切になってくることは、

動画制作の目的です。

これは、インナーブランディング動画のみならず、全ての種類の動画に当てはまることとも言えます。

我々は、制作のご依頼を頂いたら、まず、制作の目的、動画を用いることで、

どのような効果を望んでいるのかという点をきちんとお客様からヒアリングした上で、制作を行なっていきます。

 

その目的部分が明確でなければ、動画のクオリティも期待できない可能性も考えられます。

どのような言葉を伝えたいのか、どのような想いを伝えたいのか、

社員にそれらの想いを伝えることで、会社全体がどのように成長せることを期待しているのか、

そういった点をより深掘りしていくことで、より良い動画制作の入り口に立つことができるのではないでしょうか。

 

共感のしやすさを意識する

インナーブランディング動画を視聴した社員に、

動画を通じて、伝えられた想いや理念を自身の中に落とし込んで、

それぞれの業務を見つめ直し、結果として、モチベーションや意識向上していくことが

期待されるでしょう。

 

その場合、動画に期待される効果としては、

社員にそれらの想いを共感してもらうこと。

 

決して、偉そうな立場からの表現など、誤った表現がされないように

注意しましょう。

 

 使命感を刺激できるように工夫する

ただ、ここで注意する点が、説明調になりすぎないことです。

 

企業理念やビジョンといった言葉の羅列を動画を用いてするのみであったら、

カタログと何ら変わりはありません。

 

動画にしかできない表現方法で、

それらの内容を伝えることは、結果的に、

「会社に貢献したい」「自分がやらなくちゃ」と言った社員の使命感を

刺激することが期待されます。

 

 動画のクオリティは妥協しない

インナーブランディング動画で大切なことは、これまでもお伝えしてきたように、

「従業員の心に届く」ことです。

 

そのためには、高いクオリティの動画が必然的に求められます。

 

弊社アーツテックは、四半世紀に渡り、この映像業界を牽引してきました。

その間、お客様から頂いた感謝のお言葉が、このクオリティを裏付けしているものである

とも考えております。

 

 

 

 制作した後もPDCAをまわす

インナーブランディング動画の最大の目的は、企業理念が社内に浸透することで、

社員のモチベーションが上がり、結果として、会社全体の売り上げにも影響が出るという

点でしょう。

 

そのためには、一度制作し、動画を流して終わりではなく、その反応はどうであったか、

制作前と制作後で、実際社員の働きぶりに変容はあったのかなど、

定量的な数値などを用いて、PDCAを回すことによって、

インナーブランディング動画の効果がより確実なものとなりうるでしょう。

 

そのため、弊社がこれまで手がけた動画制作の中には、

毎年行われるイベントで流すための動画を毎年制作するといったご依頼もあります。

 

このように、一作品のみならず、

中長期的にインナーブランディング動画を活用することが大切です。

 

 

 インナーブランディング動画事例

 

どれも百聞は一見にしかず。

まずは、私たちの誇りである動画をご覧ください。

 

事例1 本田金属技術株式会社 プロモーション動画

お客様の要望:

国内外の企業様へ向け、

「企業姿勢・方針・製品力をしっかりと伝えられる映像、そして、社員のモチベーションが上がる映像を制作したい

とのご相談をいただきました。

 

動画戦略:

創業以来50年に渡り、卓越した製品を世に送り続けるクライアント様の“ものづくりの情熱”に着目。

製品ではなく“人”にフィーチャーした映像プロモーションにすることをご提案しました。

 

「ものづくりに対する誇り」や「夢」などについて、

社員様一人ひとりのインパクトを感じるコメントを短いリレー方式につなぎ、

働く姿や工場の風景などをインサート。

“ものづくりの情熱”を視覚化することにより、お題にお応えすることに成功しました。

 

会社案内のみならず、リクルート映像としても使用でき、

社員の皆様のさらなる「モチベーションアップにもつながった」

とお喜びの声をいただいております。

 

 

事例2 SBIマネープラザ

お客様のご要望:

設立10周年を記念した記念式典で流すための動画を作りたい。

 

また、揺るぎないSBIグループの掲げる創業理念を動画を通じ、改めて社員全員で共有し、

同じ決意のもと、さらなる10年に向けて、モチベーションを上げる機会にしたいというご要望でした。

 

動画戦略:

MissionやVision、理念などは、ほとんどの企業が掲げているものでしょう。

その一番伝えたいメッセージを単にナレーションにのせて伝える。

果たして、それで本当に伝わるのか。

 

我々は、お客様の「伝えたい」を「伝わる」カタチで表現することを常に貪欲に追い求めています。

 

その中で、この動画は、

SBIマネープラザはいかにして誕生したのか。というストーリーから始まります。

そして、その歴史を深掘りしすぎることなく、

何を大切に、何を誇りにこれまで歩んできたのか。

そういった点を百の言葉で表すのではなく、一つの映像で表現しました。

 

やみくもに、「私たちは、頑張ってきました!」というメッセージをのせるのではなく、

「信念を持って頑張る人たちってこんなにかっこいいんだ!」と思ってもらえるよう、

SBIマネープラザがある泉ガーデンタワーのスタイリッシュな映像をはじめ、

さまざまなカットから表現しました。

 

 

事例3 MAX ブランディングムービー

お客様のご要望:

ホッチキスのMAXから始まった企業。

その事業は多岐にわたるため、

「うちの会社って何やっている?」と社員の方も、答えに悩むほど。

 

そんな分野の拡大の影響で、会社の一体感が希薄になっている。

 

そこで、自社への理解、一体感を高め、社員のモチベーションを向上させるような動画を制作したいというご依頼でした。

 

また、社内向けが第一目的ではあるが、社外でも使っていきたいとのご要望もございました。

 

動画戦略:

多岐にわたる業態であるが、そこにひかれ、分野の説明になりすぎないような構成にしました。

それぞれの分野の方が想いを語るインタビュー形式になっています。

一見すると、それぞれ独立したインタビューのようにも思われますが、

そのインタビューの言葉に込められた想いには、つながりがあります。

 

見終わった後に、グループ全体が一つの理念のもと、道具を作り、

お客さまの笑顔のために日々頑張っている。

扱う製品は違えども、MAXの製品には、共通した想いが込められている。

その想いを伝える構成にしました。

 

 

 

まとめ

近年動画の使用用途は多様化しています。

インナーブランディング動画も新たな動画の活用法の一つでしょう。

 

新しい種類の動画に戸惑うこともあるかもしれません。

しかし、動画という表現手法は、これまでのさまざまな表現手法に優る伝達力を持っています。

1分間に伝えることのできる情報量は、文字に換算すると180万語、

WEBページに換算すると約3,600ページ分とも言われています。

 

今、読んでいただいたこのコラム記事1つの文字数は、約4,000字です。

これだけで、どれだけの情報量を持っているか一目瞭然だと思います。

 

ですが、情報量だけ求めるのでは、動画のクオリティを追求することは、困難でしょう。

動画のクオリティ、効果といった部分を徹底的に追求するために、

我々は、映像制作のプロとして手を取り、一緒に良い作品作りに取り組んで行きたいと思っております。

 

インナーブランディング動画のみならず、

圧倒的なクオリティを確かな価格で実現する動画制作をお望みの方は、ぜひ、一度お問合せくださいませ。

 

我々は、ヒアリングから、構成、撮影、編集、納品まで、ワンチームで制作を行います。

一緒に、チームとなって、動画制作してみませんか。

 

お見積りは無料。
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