CM制作にかかる費用って? 費用相場や安く抑える方法もご紹介
2022.11.09 (Wed)
2022.11.09 (Wed)
CM制作をして自社のサービスや商品を世に広く認知させていきたいという方も多いと思います。
しかしながら、実際にCM制作をして放映するとなるとどのくらいの費用がかかるのか、イメージがつきにくいかと思います。
今回のコラムでは、CM制作にかかる費用相場と、安く抑えるコツについてもご紹介致します。
Contents
まずは大前提として、CM制作にかかる費用は2つあります。
それは映像・動画制作費と放映費です。
CM制作費は莫大な料金がかかることもありますので、この2つを合わせた予算で算出する必要があります。
次項で、2つの費用相場について詳しくご紹介させて頂きます。
費用相場:10万〜100万
電車のモニターに動画広告を流すものです。
デジタルサイネージ広告の場合、地方都市で1週間25万円〜80万円、
首都圏や大都市だと1週間で200万〜1000万越えになる場合もあります。
地方のテレビCMの制作費用の相場は、100万〜500万円です。
クライアント様が持っている素材と、制作会社が保有している素材を合わせてアニメーションやBGMを入れて編集したものになります。
最近ではアニメーションCMも技術が進化したことにより、この辺りの費用感でも済む場合があります。
撮影する場合は、タレント費を抑え、スタッフも最小限、撮影、照明機材等もミニマムにすることで、制作費を抑えます。
テレビCMを打っていきたいけれど、費用は抑えてCM制作したいという方向けの価格帯となっています。
こちらはアニメーションの事例は少なく、ほとんどが実写での制作になります。
制作費は、1000万〜3000万円。
高くなる理由としては、スタッフが一流のため、ギャラが高い。
機材も最高峰のものを使うため、機材費が高い。(ちなみにカメラだけでも1000万円を超えるものを使います)
スタッフ人数が多い。
ロケ場所や、美術、衣装など、細部にこだわるため、料金が嵩んでいく。
こうした理由から、上記の制作費になるわけです。
また、制作費とは別に、タレント費もかかってきます。
3ヶ月で1クールの計算で、ギャランティが決まります。
半年放映するなら、2クール。
1年なら、4クールの計算になります。
CMに出演して頂くタレントさんの出演料によって費用は大きく変わってきます。
売れっ子タレントの場合、
1年間で、3000万円〜5000万円です。(もちろん、もっと高い方もいます)
有名タレントを起用するとなれば、それだけ費用が嵩みますし、出演者さんのスケジュール調整も必要なため、
撮影に時間がかかってしまいます。
そのため、制作期間は目安として3ヶ月以上と考えておきましょう。
また、ハイクオリティのテレビCMでは音源は、フリー音源を使わずにオリジナルで制作します。
外での撮影や、大人数のエキストラを起用したり、こだわって撮影を行います。
撮影日数が増えるとその分費用は嵩んでいきます。
こちらでは、テレビCMと交通広告でCMを放送する際にかかる費用相場をご紹介致します。
テレビCMでは、各テレビ局に放映料金を支払う必要があります。
放映料は地域、放映する時間帯、CMの内容、番組の視聴率などによっても変わってきます。
例えば、15秒間のCMを1回放映する放映料金として、
・関東エリア(地上波)日本テレビ・フジテレビ・テレビ東京など
費用相場:300,000〜1,000,000円/回
・関西エリア(地上波)読売テレビ・関西テレビ・テレビ大阪など
費用相場:40,000~250,000円/回
・全国 BS各局 BS日テレ、BS朝日、BS-TBSなど
費用相場:50,000 ~ 100,000円/回
というように、各テレビ局によって費用相場が変わってくるわけです。
また、テレビCMには「スポットCM」と「タイムCM」の2種類があります。
スポットCMは、番組に関係なく時間枠を指定して放送されるCMのことです。
時間帯を自由に選ぶことができますので、何本かはゴールデンタイムに打って、何本かは深夜に打つ、といったように組み合わせは自由にできます。
また、スポットCMではCM放送時間の最小単位である15秒から時間枠を購入することができますので、
広告宣伝にあまり費用がかけられない企業様でも、時間や曜日を調整することにより、
タイムCMよリも効果的な広告を打つことが可能になります。
タイムCMとは、番組のスポンサーとして放送するCMのことです。
例えば、人気の料理番組があったとしたら、食品メーカー様がCMを打つのであれば、旅行番組で流すよりも、料理番組で放送される方が効果的なはずです。
番組の視聴者ターゲットとCMのターゲットがマッチしている場合には、その番組の提供としてCMを流すことによって宣伝効果を高めるという方法の一つです。
ただし、CMの放送期間が2クール(6ヶ月間)契約ということが多いため、スポットCMのように短期間で集中的にCMを打つということができません。
また、タイムCMは契約上広告料が高くなってしまうため、大手企業が利用していることが多いです。
交通CMの配信料金は、都市か地方かで変わります。
地方版タクシーCM料金の目安
形式:最大60秒 音声あり
想定表示回数:12万回
枠数:1枠
広告料金と再生単価:60万円(1回5円)
都内版タクシーCM料金の目安
形式:①最大60秒
タイミング:乗車後1本目
想定表示回数:150万回
枠数:1枠
料金:600万円(再生単価4円)
■デジタルサイネージ
長編スポット15秒CMが26週間で39,000,000円
長編スポット30秒CMが26週間で67,000,000円
■ADトレイン(広告貸切電車)
一定期間、電車内の広告スペースを貸し切る方法です。
山手線を半月貸切にすると、15,000,000円かかります。
など、上記のような費用相場になっています。
交通広告は通勤・通学で交通機関を利用する方々に対しても繰り返し訴求が行えるため、
反復訴求効果が高く購買行動の促進が期待できます。
多くの方は無意識的に広告を何度も目にすることによって認識が高まるため、
ブランディングにはとても適した媒体といえるでしょう。
ネット広告といってもその種類は様々です。
費用形態も異なりますので、今回は主な3つをご紹介させて頂きます。
①CPV課金
広告が一回再生されるごとに費用が加算されていく費用形態。
②CPM課金
広告の表示回数に応じて費用が加算されていく費用形態。
③CPC課金
消費者が広告をクリックしていくごとに費用が加算されていく費用形態。
例えば、FacebookではCPM課金orCPC課金。
InstagramではCPM課金orCPC課金。
YoutubeではCPV課金orCPC課金。
という費用形態になっているわけです。
ターゲット層が明確であるネット広告は、ユーザー分析が容易というメリットがある一方で、
非常に短い時間で消費者に魅力を訴える必要があります。
CM制作で費用を安く抑えるポイントは、なんといっても弊社アーツテックが行なっている、
広告代理店を通さずにクライアント様と直接お取引をし、映像・動画を制作するやり方です。
日本のCM作りの仕組みのほとんどが、広告代理店が発注を受けて、映像・動画制作会社に降ろすという
仕組みになっています。
代理店は本来は放映の枠を買って売る商売なのですが、制作の代行まで行っているのが日本の現状です。
制作はほぼほぼ制作会社に丸投げです。
お客樣→広告代理店→第一制作会社→第二制作会社→第三制作会社
というように中間に制作会社が入ってしまうため、費用がかさんでしまいます。
本来であれば1000万円で済むものが、3000万円で請求するという仕組みになってしまっているのです。
クライアントが直接制作会社にお願いすれば、その3分の1の料金で映像・動画制作をすることが可能になります。
アーツテックでは、CM制作の場合、クライアントから直で受ける仕事のスタイルを取っています。
そのようにすれば、クオリティは維持したままで、例えば現在3000万円かかっている動画・映像制作費を3分の1のコストに下げることも可能です。
これがCMにおいて映像・動画制作費を一番安くする方法です。
15秒か30秒かの動画でも費用感は変わってきますので、まずは動画の最適な秒数を決めてください。
屋外での撮影の場合、どうしても雨や風など天候に左右されてしまうため、撮影が延びてしまう可能性があります。
またタレントさんのスケジュールを確保している場合は、天候との兼ね合いもあり、予備日を設けていることがあるため、スケジュールが長くなり出演料が高くなってしまいます。
撮影日数が1日追加されると、その分の制作料金も追加されてしまうため、天候に左右されにくい場所での撮影が好ましいです。
本コラムでご紹介させていただいたように、アニメーション動画の技術も高まってきているため、
費用を削減しながら動画制作を行えます。
本コラムでご紹介させていただいたように、都内・地方での放映料は大きく変わってきます。
いきなり都市からではなく、まずは地方で放映し、世間の反応を様子見てから都市に展開していくことで
総額を抑えることが出来ます。
テレビCM以外で、SNSでの広告も視野に入れると、より認知度を高めることが出来ます。
SNSやYouTubeに精通した会社と組むことが好ましいです。
これまでにCMの制作実績があるのか。
制作実績はノウハウの証明になりますので、制作実績が豊富な方がクオリティは担保されるでしょう。
アーツテックでのCMの制作実績は下記にてご紹介させていただいております。
迅速な対応をしてくれる会社であるか、信頼に関わるサポート面も充実している会社が好ましいです。
テレビCMに関わらず、映像・動画制作では追加料金のトラブルがよくあります。
トラブルを防ぐためにも費用面はしっかりと確認しておく必要があります。
最初の価格提示の段階で費用の詳細説明がない場合、契約後に予算がオーバーしてしまうということもあります。
アーツテックではお客様に分かりやすいよう、
映像・動画制作に必要な、
■企画費・構成費
■演出・制作人件費(プロデューサー、ディレクター、制作進行)
■撮影スタッフ人件費(カメラマン、ライトマン、スタイリスト、ヘアメイク)
■出演費(ナレーター、タレント、モデル)
■機材費(カメラ機材、ライト機材)
■スタジオ費
■ロケ費(車両経費、ロケハン費、撮影経費)
■編集費(仮編集、本編集)
■CG費
■音楽費(音源費、選曲費、音楽スタジオ費)
というように、しっかりと詳細まで分かりやすいようお見積書を出させていただきます。
これらは全て、スポンサー直接取引で制作されたものです。
プリントパック「大感謝還元キャンペーン 篇」
総額5億円 毎週1万名に当たる、プリントパックのキャンペーンCM。
企画、制作、放送開始まで4週間のスピード制作。
プリントパックらしいビビットな背景色、役者のインパクトのある演技、
放送基準ぎりぎりまで大きく表示したモーションタイポグラフィー、
これらをミックスした、新しいスタイルのTV-CM。
テックウインド「AKレーシング ゲーミングオフィスチェア」
過酷なレースで培った革新的なオフィスチェア。
その機能と必要性を、スタイリッシュにまとめたTV-CM。
株式会社やる気スイッチグループホールディングス「チャイルドアイズ」
「思考力を伸ばす」奥の深い幼児教育のポイントを分かり易く訴求するTV-CM。
フィアットオートジャパン「alfa GT 魅惑の夜 篇」
情熱的なラテンの血を色濃く受け継ぐ、アルファロメオ「alfaGT」。
イタリア車らしく、スタイリッシュに、そして情熱的に仕上げたTV-CM。
他制作実績はこちらをご覧下さい。
https://www.artstech.net/works
CM制作にはお金がかかる、といった認識の方も多いかと思います。
しかし、映像・動画制作会社の選び方や放映の仕方によって、費用感は大きく変わってきます。
CMは活字では伝わりにくい商品のイメージなどを伝えることが出来るため、
消費者の心を動かす動画を制作し、効果的な放映をすることによって商品認知は高まるでしょう。
しかし、ただ動画を作って放映しただけで効果が出るとは限りません。
アーツテックでは「実効果のある動画戦略」「目に見える効果」にこだわって動画を制作しています。
CMを制作して商品認知度を上げたい、ブランドイメージを向上させたい、
等のお考えがございましたら、是非一度アーツテックまでご相談ください。