メルマガの効果を上げる!メルマガでの動画活用メリットご紹介!
2023.08.25 (Fri)
2023.08.25 (Fri)
ビジネスでメルマガを運用する最大のメリットは、顧客に対して継続的に営業アプローチをかけられる点にあります。
WebサイトやSNSのように顧客に見つけてもらうインバウンド営業ではなく、
積極的に働きかけるアウトバウンド営業ができるのがメルマガの利点です。
そこで重要になるのが、メルマガの反応率です。
配信したメルマガがそもそも開封されるか、また、開封した後に文章を読んで自社サイトに飛んできてくれるのか。
たとえ数千の顧客にメールを配信していても、反応率が悪ければビジネスとして非効率で、
メルマガ自体を解除されてしまうケースもあります。
本コラムでは、効果的なメルマガを配信するための動画活用方法をご紹介致します。
Contents
メルマガのクリック率やコンバージョン率を向上させるために有効な施策の一つとして、動画の活用が挙げれられます。
動画には、映像などの視覚情報のみではなく、音楽・声などの聴覚情報も含まれています。
通常のメルマガは、テキスト・画像ですので、比べると動画は圧倒的に情報量が多いのです。
動画を用いることで、テキスト情報では反応がなかった顧客に対しての訴求が可能になります。
その結果として、開封率やクリック率といった数値の向上が期待できます。
動画を使ったメールマーケティングを成功させるには、いくつかのコツがあります。
メルマガに動画を使う主な目的として、顧客に自社のサービスや商品をもっと知ってもらうため、などが挙げれらます。
そのため、何よりも先に”メルマガ×動画”が果たすべき最終目標を明確にすることが重要です。
主な目的としては、下記の通りです。
・セミナー・ウェビナーへ誘導する
・自社ECサイトへ誘導し商品を購入してもらう
・再商談を獲得する
など
目標が明確でないと、例えば、商品やサービスを売りたいのにテレビCMのようなイメージアップに特化した動画を制作してしまったりする可能性も出てきます。
何のためにメルマガと動画を使うのか、目標達成に繋がるように、常に意識しながら取り組む必要があります。
リードを獲得する際、1通のメールで完結させるケースと、複数回に分けて配信するステップメールというやり方があります。
複数回に分けるステップメールの場合は、メール内容をシンプルにして結論に繋がるストーリーを作ってから動画を制作することが大切です。
複数回に分けてメルマガで動画マーケティングをする場合は、
ランディングページへ誘導するタイミングなど全体の計画を入念に検討する必要があります。
視聴者に伝わる動画にするためには、動画のクオリティには徹底的にこだわりましょう。
これは、綺麗な映像を使えば良い、BGMにこだわれば良い、ということではなく、
紹介したいサービスやプロダクトをシンプルにまとめた分かりやすい動画を作るかどうかということです。
自社で制作する場合はもちろんですが、
制作会社に依頼をする場合でも、どんなことを動画で伝えたいのか、明確な指針がなければ完成した動画もぼんやりとした動画になってしまいます。
具体的には下記の点について、指針を立てましょう。
・動画を見てもらうターゲットの属性を明確化する
・企画の大枠を立て、その中で動画がどのような役割をもつのか明確に言語化する
・参考動画から得たイメージを自社の動画に落とし込む
・できるだ短時間に動画に込めるメッセージや役割を凝縮する
動画はオリジナルでなければならないと考えがちですが、参考動画があった方がクオリティの高い動画を制作できます。
動画を内製で制作する場合には、参考動画を見つけ、動画のイメージを明瞭化する必要があります。
ゼロから動画を制作するのには時間や工数、コストももちろんかかりますので、
参考動画をコピーするのではなく、参考動画を完成イメージのたたき台にすることで、効率良く動画を制作することができるでしょう。
また、動画は長ければ良いというものではありません。
せっかく動画を制作しても、視聴者が飽きてしまう動画では意味がないのです。
最後まで観てもらえる動画を意識すると、1〜3分ほどの長さが好ましいかと思います。
伝えたい情報を簡潔に伝える方が、視聴者に伝わりやすい動画を制作することができます。
メルマガをコンバージョンにつなげるための新しい動画手法として、インタラクティブ動画をご紹介します。
インタラクティブ動画とは、「タップ・クリックするなど、視聴者が触れる仕掛けを組み込んだ次世代型動画」です。
従来は、「視聴のみ」で終わっていた動画の中に「仕掛け」があることで、視聴者自身が能動的に「動画を体験」できるようになります。
動画上にポップアップで情報を表示したり、選択肢を表示したりと、
双方向コミュニケーションにより視聴者のエンゲージメントを高め、動画上で興味喚起からコンバージョンまでを完結します。
視聴ログの分析により、動画のPDCAを回せる点も、従来型動画との大きな違いです。
インタラクティブ動画は双方向コミュニケーションができるため、コンバージョン獲得を目的としたメルマガと大変マッチしています。
動画内に資料請求フォームを設置したり、お問い合わせフォームを設置することも可能です。
メルマガを購読してくださるお客様は、もともと動画を見るためにメルマガを開封している訳ではないので、長い動画である必要性はありません。
インタラクティブ動画であれば、視聴者が見たい部分だけを選んで見られる、という点もメルマガと非常にマッチしているといえるでしょう。
日本でもパソコンで有名なアメリカの企業「デル・テクノロジーズ」では、
GIFアニメの動画を活用したキャンペーンメールで売り上げを109%に伸ばした事例があります。
デルによるGIFアニメを活用したキャンペーンメールは、売り上げの増加以外にも「開封率6%増加」「クリック率42%増加」「コンバージョン率103%増加」といった効果が出ているそうです。
※参照:Email Marketing: Dell lifts revenue 109% via GIF-centric campaign
上記のように、メルマガに動画を活用することで、読者に情報を正確に伝えることができます。
弊社アーツテックでも、動画を活用したメルマガを配信しております。
メルマガに動画を入れずに配信した場合には、
平均的に
・クリック率 大体3〜5回
・反応率 1.5%〜2.3%
上記のような結果が、”動画を用いないメルマガの配信結果”です。
次に、弊社では弊社で過去に制作した感動動画を「アーツテック 金曜ロードショー」としてメルマガで配信しております。
過去2回のメルマガの配信結果と致しましては、
・クリック率 1配信目16回 2配信目 18回
・反応率 1配信目 4.05% 2配信目 4.85%
との結果になりました。
画像と文章のみでの配信よりも、興味を持ち、クリックしてくれた方も増えています。
このように興味を持ってもらえれば、購買行動にもつながりますので、
メルマガに動画を有効活用して頂ければと思います。
また、メルマガに動画を活用する方法はもちろん有効的ですが、
動画を載せているからといって文章を怠ってしまっては意味がありません。
動画を視聴する前段階のメルマガを開封するところまで、
どうしたら開かれるメルマガを制作できるか、じっくりと考えながら取り組むことが需要です。
まだお使いではない方は、メルマガ配信ツールの利用もご検討ください。
ツールを利用すると、どの配信内容でどのくらいの反応率があったのか等、細かい数字まで確認ができますので、
ツールを使って分析を行いながら配信していくことをおすすめします。
本コラムでご紹介したように、動画を活用することで今まで訴求が出来ていなかった顧客にも新たな角度からアプローチすることが可能になります。
メルマガも動画も、目的・ターゲットをしっかりと定め、目標を明確化しておくことが重要です。
動画制作をご検討中の方は是非一度アーツテックまでご相談ください。
(アーツテックスタッフ:坂井)