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YouTubeの再生回数が伸びないのはなぜ?

2023.12.05 (Tue)

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動画配信サイトであるYouTubeは、世界的に多くのユーザーがいることから、近年ではさまざまな動画コンテンツが配信されるようになってきました。

 

YouTuberと呼ばれる動画配信を生業にしている方々の動画コンテンツもあれば、企業として制作した動画をアップしているアカウントも増えてきました。

 

アーツテックで動画制作に携わらせていただいた企業さまで、動画制作を機に自社のYouTubeチャンネルを開設した企業さまもいらっしゃいます。

 

しかし、ただ単にYouTube上に動画をアップしたからといって、簡単にたくさんの方に見てもらえるわけではありません。

 

動画の再生回数を増やすには、YouTubeに関する仕組みやノウハウを知ることがが必要不可欠となってくるでしょう。

 

本コラムでは、YouTube上で再生回数を増やす方法やその仕組みについてご説明します!

 

 

 

再生回数カウントの仕組み

YouTubeの再生回数は、視聴者が動画再生後、30秒以上視聴を続けた際、1回カウントされる仕組みになっています。

 

そのため、視聴時間が30秒未満の場合、カウントされないのです。

 

 

また、業務的に再生回数を伸ばすため、同じアカウントから同日に5回以上の再生を行った場合や、自動再生機能を使った操作等で再生された場合、再生回数を伸ばすために行われた故意的な再生とみなされ、カウントされないケースもあります。

 

つまり、YouTubeの再生回数を増加させるためには、本物のユーザーによる動画のクリック率を上げることがポイントになってきます。

 

このクリック率に関連している視聴者のアクションとして、インプレションというものがあります。

 

インプレッションとは、ユーザーがYouTube上で動画のサムネイルを見た回数。

 

「サムネイルが表示されたユーザーの興味をひき、再生まで繋げることができるか」これも再生回数を伸ばすポイントになるでしょう。

 

例えば、下の図をご覧ください。

インプレッションからの視聴回数を割り出すと、クリック率は、4.5%。

 

YouTube上でのクリック率の平均は4〜5%。

10%あれば、まずまずの成績となるので、これを目安に目標値を設定するのも良いでしょう。

 

また、YouTube広告のクリック率は、0.65%

 

たくさんの方の目に届くと言えども、広告を打つことが100%良い施策とは言い難いとも考えられます。

 

どのような方にリーチしたいのか、再生回数を伸ばしたい目的や目標値を設定した上で、動画をアップしていくもの1つの施策でしょう。

 

これらの情報は、「YouTube Studio」から確認することができます。

 

「YouTube Studio」では、インプレッション数や視聴者数などを確認できるほか、動画コンテンツ運用も可能なツールです。

無料で利用することが可能で、専用のツールを持たない企業でも、これを活用できれば自社チャンネルの運用効果を十分に分析できるでしょう。

 

 

 

動画が視聴される3つのルート

再生回数を伸ばすためには、どのようなルートから視聴者が流入しているかを知ることが重要となってきます。

 

本章では、動画がユーザーに視聴されるまでの4つのルートについてご紹介します。

 

 

①検索エンジンから検索

Google等の検索エンジンから検索し、表示された結果から動画にアクセスするルートです。

 

例えば、Google上で、「感動動画」と検索すると、以下のような検索結果画面が表示されます。

 

 

このように、最近の検索エンジンでは、キーワードによっては、Webサイトよりも動画コンテンツの方が上層に表示されることが多くなっています。

 

そのため、検索エンジンで上位表示されるための施策を行うことも有効だと言えます。

 

 

②YouTube上で検索

一番メジャーな検索方法として、YouTube内にある検索欄にキーワードを入力し、動画を検索する仕組みがあります。

 

検索欄に入力したキーワードと関連性が高い動画や、視聴者のユーザーデータから興味・関心度が高い動画が優先的に表示されます。

 

また、このルートは、YouTube内の動画だけを対象にしているため、他プラットフォーム上の動画が検索結果に表示されない点が利点として挙げられます。

 

 

③関連動画・おすすめ動画・登録チャンネル

キーワード検索以外にも、自動的に動画をおすすめ表示する仕組みがあります。

 

例えば、関連動画表示。

これは、ある動画を再生した際、その動画に関連する他の動画が関連動画として、表示される仕組み。

 

例えば、上の写真のように、東京出入国管理局の採用動画を再生すると、同じカテゴリーの「採用動画」や「出入国管理局」に関連する動画が動画右側に出てきます。

 

他にも、おすすめ動画表示では、チャンネル登録者や比較的関連性の高いコンテンツ視聴者のYouTubeトップ画面におすすめ動画として、自動的に表示される仕組みのこと。

 

YouTubeを日常的に使用する方で、チャンネル登録をしている方のアップロードした動画が、YouTubeを開くとすぐ表示されたという覚えがある方も多いのではないでしょうか。

 

また、チャンネル登録をすることで、動画更新時に自動にユーザーに情報が通知される仕組みもあります。

 

そのため、チャンネル登録者を増やすことが、定量的にリーチできるユーザーを増やすことにもつながるのです。

 

頻繁にコンテンツを更新するアカウントにとって登録者数は、より注力するポイントになるでしょう。

 

 

このように、YouTube上では、ユーザーの趣味嗜好に合わせた動画表示を自動的に行う仕組みが構築されているため、いかにおすすめに選出され、インプレッションを増やす動画を作成できるか再生回数が伸びる拡散手法に結びついています。

 

では、次章では本題の再生回数を伸ばす方法についてご説明していきます。

 

再生回数を伸ばす4つの方法

 

YouTubeのSEOについて、YouTubeヘルプには以下のように記載されています。

Googleの検索エンジンと同様に、YouTube 検索でもキーワード検索への関連性が最も高い結果が表示されます。

動画のランキングは、次の要因によって決まります。

・タイトル、説明、動画のコンテンツが視聴者の検索にどれだけ一致するか。
・検索から特に多くのエンゲージメントが引き出された動画はどれか。

 

上記2点を抑えることができている動画が、再生回数を伸ばすための対策のとれた動画と言えるでしょう。

では、早速再生回数を伸ばす手法についてご説明していきます!

 

 

①VSEO対策を意識する

自社のHP等を上位表示させるための対策として、SEOがあるように、YouTubeで配信する動画にもSEO対策があり、これをVSEOと呼びます。

 

自社サイトにおけるSEO対策がビジネス上で重要なように、VSEO対策を行うことは、「動画を見て、商品を買う」「動画を見て、採用募集に応募する」等、最終的にアクションまでつなげるために重要な対策と言えます。

 

VSEO対策を行うことで、インプレッションを増加、それに比例し再生回数も増加、結果として、動画自体が自然に拡散されていきます。

 

具体的なVSEO対策について知りたい方は、以下の記事をご覧ください!

http://夢花さんの記事

 

 

②興味を惹くサムネイルの作成

前章でご説明したように、「インプレッションからいかに視聴者を獲得するか」それが、動画の再生回数増加の肝になります。

 

インプレッション時(動画サムネイルがユーザーの目に入った時)のユーザーへのアピールに一番効果的なものは、ユーザーの興味を惹くサムネイルでしょう。

 

ユーザーが、「気になる」「ちょっと見てみよう」と思える内容とインパクトが重要です。

 

サムネイルを作成する際は、次のポイントを特に意識しましょう。

 

・タイトルとは異なる内容で、視聴者が得ることのできる情報量を増やす
・「勝ちたいなら〇〇しろ」といったように、答えが気になる表現にする
・視認性を重視する

 

③投稿時間を意識する

ターゲット層によって、より多くのユーザーが集まる時間帯が異なります。

 

そのため、最初に設定したターゲットに合わせた投稿時間に投稿することで、より多くのユーザーへのアプローチが期待できます。

 

一般的に、YouTubeを使用している人が多いの時間帯は、19時から24時の間

 

幅広い層を狙っている場合は、この時間帯を狙うと良いでしょう。

 

しかし、次のように、より詳細なターゲティングがされている場合は、より詳細な時間設定が可能です。

(ex)会社員がターゲット

   ▶︎朝と夜の通勤時間帯

   ▶︎お昼休みの時間帯

   ▶︎金曜日や土日の夜の時間帯

 

 

④再生リストや終了画面を活用する

再生回数増加のために、再生リスト終了画面を活用することも効果的と言えます。

 

再生リストは、チャンネル上で設定できます。

 

上の画面を例にとって説明します。

例えば、「sakaiTV」というテーマを設定し、テーマに即した動画をリストに追加。

写真右側をご覧ください。

ユーザーがその再生リストから視聴すると、動画終了後に続けて再生リスト内の動画が自動再生される仕組みになっています。

 

この再生リストを作成しておくことは、自社の動画をたくさん公開している場合、一つの動画のみならず多くの動画視聴につながり、再生回数増加が期待できます。

 

また、YouTubeにおける終了画面とは、動画の最後に設定できる画面のこと。

 

表示可能時間は、5~20秒間で、これは動画アップロード時に設定可能。

 

ここでは、以下の画面右側のように、他の動画へのリンクはもちろん、チャンネル登録ボタンや、、再生リストへのリンクを表示することができます。

 

動画を最後まで視聴してくれたユーザーは、チャンネル登録関連動画の視聴といったアクションを起こす可能性が高いため、終了画面を活用し、アクションを促しましょう。

 

 

まとめ

YouTube上で再生回数を伸ばすには、

①VSEO対策

②興味を惹くサムネイルの作成

③投稿時間を意識

④再生リストや終了画面の活用

これら4つが重要になってきます。

 

しかしながら、酒井監督は、YouTubeの仕組みに順応するVSEOのみならず、「映像作品は最初の15秒で視聴者のココロを掴むことが何よりも大切」だと言います。

 

もちろん、機能に順応した対策を取ることで、より拡散されることは間違いないでしょう。

 

しかしながら、映像制作の根本は、何よりも最高の作品をつくりあげること。

 

これまで、アーツテックで制作されてきた多くの動画は、酒井監督をはじめ、制作に関わる全ての方の魂が込められた圧倒的なクオリティの作品です。

 

そのため、少しの対策で自然に拡散され、たくさんの視聴者にリーチしてきました。

 

アーツテックでは、動画のクオリティはもちろん、動画制作後のこうした施策等についても、ご相談いただければ、一緒に方途を検討します!

 

動画の制作はもちろん、その後の活用も初めてで不安を抱えているという方もいらっしゃると思います。

 

ぜひ、制作以外の部分も含めてご相談ください!

 

【問い合わせ】https://www.artstech.net/contact

 

(著:アーツテックスタッフ)

 

 

 

日本屈指のクリエイター、酒井靖之監督が

最前線のクリエイティブの話題から、

人生に役立つ情報まで縦横に語り尽くす!

 

クリエイティブに生きたいすべての人に贈るYouTubeチャンネル「sakaiTV」。

 

 

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