“Instagramリール広告”〜企業が上手く活用するポイントをご紹介〜
2024.07.11 (Thu)
2024.07.11 (Thu)
昨今では、TikTokが火付けとなり、YoutubeやInstagramでもショート動画が流行しています。
そもそもショート動画とは、一般的に「縦型で短い時間内に視聴できる動画」全般を指しています。
明確な定義はありませんが、長くとも1分以内に収まる縦長の動画が多い傾向です。
短尺ブームの火付け役でもあるTikTokは、2021年上半期には世界で最もダウンロードされたアプリとなっています。
最近のZ世代は映画などのコンテンツを倍速視聴するなど、
タイムパフォーマンス(タイパ)を強く意識していると言われる、
という話を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、
最近の若者に限ったことではなく、動画を視聴するユーザーの”動画に求めるもの”が変化してきている傾向があります。
動画は、「短い時間で、端的に、重要なポイントだけを見たい」ものに変化してきているのです。
電車移動中や、隙間時間で動画を気軽に見たいというニーズは増えてきています。
また、長い動画だと最後まで視聴するのが面倒くさくなってしまったり、飽きてしまうという理由から、
短尺の動画が求められてきています。
ショート動画は、隙間時間にすぐ再生して気軽に視聴でき、
次の動画も自動的に再生されるため、自らコンテンツを探しに行く手間も省けるという点が、
現代のニーズに合致しここまで人気が出た理由とも言えるのではないでしょうか。
今後もニーズがなくならない限りは、更に成長していくであろうショート動画を、企業が上手く活用するコツを本コラムでご紹介致します。
Contents
Instagramリール広告のメリット
Instagramのリール広告は2021年8月にローンチされたばかりで、まだ多くの企業は広告の配信を行えておりません。
実際にInstagramのリールを見ていても、ストーリーズでは広告は出てきますが、リールでは少ない印象です。(2024年6月)
一方で、企業の広告配信は追いついていないにせよ、リール動画の認知は高まり、実際に視聴しているユーザーも増加していることから、リーチ数は十分にあると考えられます。
Instagramリール広告では、ユーザーが閲覧したい動画の選択や検索をする形式とは異なり、
Instagramのアルゴリズムに沿った動画がユーザーのもとに配信されるため、
制限なく幅広い人々に閲覧してもらうことができます。
リール広告は通常のリールと同じ面で配信される為、フィードと違った表現での配信が可能です。
また、リール広告では通常のリール動画の間に自然と表示されるため、
ユーザーがリールの閲覧を止めない限りリール広告は必ず視聴されますので、
動画の内容次第では大きな印象を残すことができます。
また、CTAボタンをクリックするだけでLPに誘導することが出来る為、
ユーザーをリンク先に飛ばすことも難しくないのが特徴です。
内容次第では広告をしっかりと視聴してもらえる
リール動画は、ユーザーの行動や閲覧履歴から、そのユーザーが興味を引きそうな動画を表示する仕組みとなっています。
ユーザー側も、リール動画は“自分の関心の高いコンテンツが自動で再生されるという仕組み”を理解し利用しています。
ユーザーは面白い動画や面白いコンテンツを常に探しているため、
広告の内容次第では、動画を最後まで視聴してもらえる可能性が高くなると言えるでしょう。
リール広告を始める前に、まずはInstagramにどのような特徴があるかを知っておくことで、
リール広告制作時に役立つかと思います。
Instagramのユーザーは、他のSNSに比べ、自分に興味関心がある人物やブランド、
インスタグラマーなどをフォローし積極的に情報を得ようとしています。
実際に、Instagram 利用ユーザーのうち71%が興味のあるインフルエンサーや有名人をフォローしています。
興味のあるアカウントはフォローし、継続的に投稿を見てもらえる可能生があります。
ユーザー側が有益な情報だと認識すれば、フォローに繋がる可能性が高いのです。
Instagramは他のプラットフォームに比べ、流行や社会的情勢に対して敏感なユーザーが多い傾向です。
Instagramリール広告の表示される場所
実際にリール広告が常表示される場所についてご紹介致します。
発見タブ
下のタスクバーの虫メガネマークをクリックすると、instagramが自動的に選んだあなたへのおすすめ投稿の一覧が表示されます。
その中に、Instagramリール広告も表示されます。
フィード
ホーム画面のフィード内でも、Instagramリール広告が表示されます。
投稿と投稿の間に表示される為、リールタブや発見タブを見ていない人にもリール広告を見てもらうことができます。
リール動画は、ストーリーとは仕様が異なり、スワイプしない限りはリピートで動画が流れ続ける仕組みになっています。
その為、退屈で飽きてしまうような動画では、すぐにスワイプされてしまいます。
このリール動画の特性を活かし、何度も観たくなるような動画を制作することが重要です。
動画の表示時間が長くなることで、ユーザーはその間にLPに飛んだりと、アクションを起こす可能性が高くなります。
Instagramリール広告は最長1分の動画になりますので、要点をまとめユーザーの興味を引く動画構成にする必要があります。
「おすすめ」に表示されやすい動画にするには
Instagramの公式Q&Aに「Instagramにはどのような種類のリール動画が表示されますか。」という質問が載っています。
上記サイトによると、下記の条件が多く含まれている動画はおすすめのリール動画になりやすくなるそうです。
• 幅広いオーディエンスに面白いと感じてもらえる可能性がある
• 創造力をかき立てるものである(例: 他の利用者が参加できる新しいトレンドを作る)
• リールの音源ツールを使用してInstagramミュージックライブラリの曲またはオリジナル音源を追加している
表示されにくくなる条件としては、
ぼやけていて低解像度であったり、オリジナルの動画でなかったり、
画像の大部分がテキストで覆われてしまっている動画などはおすすめに表示されにくくなってしまうそうです。
広告制作費用は、動画の制作にかかる費用です。
広告制作費用は、約30万円〜
費用を抑えたい方は、フリーの方に依頼する、という手もあります。
リール広告に出稿する場合は必然的に動画制作が必要になってきますので、
動画制作会社、広告代理店、クリエイターに依頼をするか、もしくは自社で取り組むかを決定する必要があります。
動画がありふれている現代で、「埋もれずに効果の出る動画」を制作することは、やはりプロでないと難しい部分もあります。
費用を抑えたい方でも、はじめから全てを内製で取り組もうとせずに、まず最初は動画制作会社に依頼をし、動画制作のフローや、ターゲットに向けた動画をどう作るのか、など参考にするという手もあります。
実際に自分の中でイメージしている動画構成案があっても、いざ制作してみると、
「自分の考えていることが上手く動画に表現できない」
「何を伝えたい動画なのか分からなくなってしまった」
など課題点も見えてくるかと思います。
そのような場合には、動画のプロに相談しましょう。
また、動画は作って終わりではありませんので、
SNS展開マーケティングの部分も、弊社アーツテックではご提案をさせていただいております。
広告出稿費用は、広告配信に支払う費用です。
配信期間や配信ターゲットによって費用が変動しますが、以下の形態で課金される仕組みになっています。
■CPM(インプレッション課金)
CPMは、広告が1000回表示されるごとに費用が発生します。
1表示あたり、0.2円〜1円が相場です。
広告の表示回数に重きを置いた配信がされるため、企業やブランドを知ってもらう目的にマッチしています。
反対に、アプリインストールや商品の購入など何らかのコンバージョンを目的にする場合は合わない可能性もあります。
■CPC(クリック課金)
CPCとは、広告がクリックされるたびに費用が発生します。
1クリックあたりの相場は、40〜100円です。
CPCでは、クリックしてもらえそうなユーザーの属性をターゲティングする必要があり、
クリックを促す動画を制作する必要があります。
■CPI(インストール課金)
CPIとは、広告がインストールされるたびに費用が発生致します。
1インストールあたりの相場は100円〜200円です。
Instagramリール広告動画は、自分の興味のあるコンテンツに近い動画が流れてくるため、ユーザー側に違和感なく広告が表示されることが特徴です。
実際にInstagramリール広告で商品を買った経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Instagramのリール広告では、購入までのアクションを起こさせるために動画の内容がとても重要になってきます。
ユーザーの興味を惹き、繰り返し視聴したくなり、実際にアクションを起こさせる動画を制作する。
弊社アーツテックは、”お客様にアクションを起こさせる動画”を得意としており、
SNS動画で月に3億PVを獲得した実績もございます。
Instagramリール広告をご検討中の方は、是非一度アーツテックまでご相談ください。
お問い合わせはこちら↓
(アーツテックスタッフ)