SNS広告の種類を徹底解説!
2025.01.08 (Wed)
2025.01.08 (Wed)
SNS広告とは、Youtube・TikTok・LINE・Facebook・XなどのSNS上で配信される広告のことを指します。
様々な種類の配信方法から選ぶことができるため、何を、どんな方に向けて情報を発信したいのか、そのターゲットに向けて届けたい形で配信ができるのが最大の魅力ポイントです。
本コラムでは、SNS広告の種類、そしてそのメリットや特徴をご紹介いたします。
動画がありふれている現代において、ただ単に動画を配信するのみでは、本当に届けたいユーザーに対して動画を認知いただくことはかなり難しいと考えて良いでしょう。
そこでSNS広告を使うことによって、多くのユーザーへの認知拡大が可能となります。
SNSはユーザー数が多く、自社の製品を知らない潜在層に対しても認知を広げていくことが可能となるのです。
SNSはアカウント作成の際に、性別や年齢、住まいなどを登録します。
そのため、アカウントの情報から特定の人物に対しての広告配信が可能となっています。
例えば、「東北地方の40代男性」に向けて、など詳細にターゲットを絞ってアプローチが可能となるのです。
また、フォローやいいね、またシェアなどをユーザーがアクションした場合、アクションした内容に基づいてさらに狭い反しのターゲット層に対してもアプローチが可能となります。
SNS広告には、配信先や表示方法に多くの種類があります。
広告を配信する目的に合わせて選択できるのがメリットです。
例えば、ターゲットを限定せずより多くのユーザーの目に止まらせたい場合は、Instagram、Facebookに比べてもユーザー数が圧倒的に多いLINEが有効的です。
さらに、トークリストの上部に表示される広告は見られる可能性が最も高い場所になるため、大勢の方にアプローチをかけたい場合に適しています。
Youtube広告は動画の前後や合間に流れる動画広告のことです。
ユーザーが興味のある動画を選択した際に目に入る広告です。
Youtube広告の種類
◆アウトストリーム広告
◆インフィード動画広告
◆マストヘッド広告
◆バンパー広告
◆ショート動画広告
◆インストリーム広告
◆アウトストリーム広告
Youtubeの動画内ではなく、Google動画パートナー上のWebサイトやアプリに配信されます。
◆インフィード動画広告
Youtubeの動画内ではなく、関連動画や検索一覧に混ざって配信がされます。
◆マストヘッド広告
Youtubeのホーム画面上部に配信されます。
◆バンパー広告
Youube動画の最初や途中に配信されます。
Googleパートナー上のWebサイトやアプリにも配信されます。
特徴としては、広告動画開始から6秒後にスキップが可能です。
◆ショート動画広告
最近出始めた広告の種類で、ショート動画を閲覧する際、スワイプをすると普通のショート動画のように広告配信されます。
◆インストリーム広告
Youtube動画の最初や最後、途中に配信されます。
広告開始から5秒後にスキップできるものと、最後までスキップができないものの2種類があります。
Youtube広告の費用には、クリック課金、動画再生課金、インプレッション課金の3つがあります。
クリック課金は広告を1回クリックされた際に課金されるシステム。
動画再生課金は、動画広告が30秒以上流れたら課金されるシステム。
インプレッション課金は広告が1000回以上表示されたら課金されるシステムです。
TikTokは他のSNSと比較すると、20代前半以下の学生など若年層の利用が多いのが特徴です。
ユーザーは長時間閲覧をしていることが多く、若年層への発信にとても向いています。
基本的には広告配信したものも一般投稿と同じように表示がされるため、嫌悪感を抱かれずに広告を視聴してもらうことが可能です。
TikTok広告の種類
◆インフィード広告
◆ハッシュタグチャレンジ広告
◆起動画面広告
◆インフィード広告
通常の投稿と同じ形で配信されます。
◆ハッシュタグチャレンジ広告
ユーザーによる拡散を狙って、ハッシュタグを付けた動画を配信します。
◆起動画面広告
アプリ起動時に配信される広告です。
TikTok広告の費用は、期間契約型、クリック課金、動画再生課金、インプレッション課金の計4種類です。
期間契約型は期間を定めて契約するシステム。
クリック課金は広告がクリックされたら課金されるシステム。
動画再生課金は動画広告が2秒または6秒以上流れたら課金されるシステム。
インプレッション課金は広告が1000回以上表示されたら課金されるシステムです。
LINEは年齢、性別問わず、多くの方が利用しています。
そのため、LINE広告は他のSNSと比較してもより多くのユーザーに届けることが可能な点が最大のメリットです。
デメリットとしては、拡散機能がないという点です。
LINE広告の種類
◆トークリスト
◆ウォレット
◆LINE NEWS
◆タイムライン
◆トークリスト
トーク画面の上部に配信されます。
◆ウォレット
LINEウォレットに配信されます。
◆LINE NEWS
トップページや、それぞれの記事ページに配信されます。
◆タイムライン
タイムライン上に配信されます。
LINE広告の費用は、クリック課金、友達追加課金、インプレッション課金の計3種類になります。
クリック課金は広告がクリックされたら課金されるシステム。
友達追加課金は友達追加されたら課金されるシステム。
インプレッション課金は広告が1000回表示されたら課金されるシステムです。
他SNSと比較した際に、Facebookの大きな特徴としては、実名登録制であるということです。
年齢や性別、職歴、居住地なども登録ができるようになっているため、信憑性のある情報をもとにターゲット設定ができることも特徴です。
ビジネス目的で利用する方も多いため、BtoB向けのプロモーションに使われることが多い広告です。
Facebook広告の種類
◆インストリーム動画広告
◆ストーリーズ広告
◆フィード広告
◆検索結果広告
◆インスタント記事広告
◆インストリーム動画広告
投稿された動画の最初や最後、途中に配信されます。
◆ストーリーズ広告
ストーリーズの投稿と同じように配信されます。
◆フィード広告
タイムライン上に配信されます。
◆検索結果広告
検索結果が表示される場所に配信されます。
◆インスタント記事広告
ニュース記事に混ざって配信されます。
Facebook広告の費用は、クリック課金、インプレッション課金の計2種類に分かれます。
クリック課金は広告はクリックされたら課金されるシステム。
インプレッション課金は広告が1000回以上位ょう時されたら課金されるシステムです。
X広告の種類
◆フォロワー獲得広告
◆コレクション広告
◆ダイナミック商品広告
◆Xテイクオーバー
◆プロモ広告
◆X Amplify
◆Xライブ
◆フォロワー獲得広告
タイムラインや検索結果などに配信されます。アカウントのフォロワー獲得のため、フォローするボタンが自動挿入できます。
◆コレクション広告
メイン画像の下に、小さなサムネイルで複数の商品画像を掲載できます。商品ごとのランディングページに飛べるよう設定可能です。
◆ダイナミック商品広告
特定のユーザーに向けて、適切なタイミングで適切な商品の宣伝が配信されます。自社のWebサイトを訪問したものの購入に至っていなかったり、同じような商品を探しているユーザーにアプローチします。
◆Xテイクオーバー
タイムラインやトレンドの上部に配信されます。
◆プロモ広告
通常のつぶやきと同じように配信されます。
◆X Amplify
スポーツ関係のハイライト動画など、多くの人の目に入る可能性が高い動画の前後に配信されます。
◆Xライブ
新商品の発表会やトークライブなど、生放送が配信されます。
X広告では、クリック課金、どうが再生課金、フォロー課金、インプレッション課金、エンゲージメント課金、アプリインストール課金の計6種類になります。
クリック課金は広告が1000回表示されたら課金されるシステム。
動画再生課金は、広告が1回クリックされたら時に課金されるシステム。
フォロー課金はフォローがされた時に課金されるシステム。
インプレッション課金は動画広告が15秒以上流れたら課金されるシステム。
エンゲージメント課金は、広告に対してアクションが発生した際に課金されるシステム。
アプリインストール課金はアプリがインストールされた際に課金されるシステムです。
一度広告として利用した配信コンテンツをその後ずっと使い回し続けていくことはあまり好ましくありません。
その時のトレンドは何なのか、また、動画が良いのか静止画が良いのか、などもその時々に合わせて判断をし、最新の配信コンテンツを流していくことが理想です。
例えば、10年前にTV-CMを制作し、その動画をそのまま現代のSNSで広告配信したとして、果たしてその動画は現代の方に刺さる内容になっているのか、といわれるとそれはまた違う話になってくるかと思います。
TV-CMのように凝った動画でなく、素人の方が撮影したような動画の方がかえって反応が良い、という場合もありますので、そのあたりは市場調査をしながら配信コンテンツを考えていくことが大切です。
SNS広告を利用すれば、多くのユーザーの目に止まれせられる一方で、ネガティブに捉えられてしまう内容の場合、炎上もしかねません。
一度炎上のイメージがついてしまうと、せっかく良い商品・サービスを提供していたとしても信頼を取り戻すことが難しくなってしまいます。
広告を配信する前には、誰かを傷つける可能性はないか、ネガティブに受け取られる表現はないか、今一度しっかりと確認をしてから配信に取り掛かるようにしましょう。
ユーザーの属性や配信方法はSNS広告によって異なりますので、
自社商品・サービスに適切なものを見極めて効果的に利用してください。
まずはターゲットをしっかりと絞り、ゴールを明確にあることが重要です。
また、配信コンテンツ内容をどうして良いのか分からない、または模索中という方がいらっしゃいましたら、是非とも一度弊社アーツテックまでご相談くださいませ。
(アーツテックスタッフ)