お客様のご要望
今の保育園は、小さなうちから競争原理を学ばせたり、英語や、歌、ダンスなど過剰な教育を強いる傾向があるようです。
その根底にあるのは、親の気を引く人気取り。
親というものは、子を愛するあまり、小さなうちから様々なことを学ばせたいという気持ちがあるのは当然です。
それは良いとして、問題は、親御さんに気を遣い、人気取りに走るあまり、子供に負担を強いる保育園のあり方です。
それが、今の保育園の常識になっているという事実。
厚生労働省の保育指針というものがあります。
保育の目的とは、大人になった時、自分でしっかりと『生きていく力』を養うこと。
いたずらに競争原理を植え付けるのではなく、自我を育て、他人を愛する心を養う。
また自分でしっかり考え、自分で解決する力を養うこと。
その場が、本来の保育園でなければならないのです。
クライアントは、本来の厚生労働省の保育指針に沿って運営しているプライムスター保育園グループ。
ありがたいことに、クライアントの責任者の方は、世に溢れる様々な感動ムービーを観る中で、「酒井監督にお願いしたい」と、指名でお仕事の発注を頂いたのです。
「うちの保育園の意義、本来の保育の目的を、感動ムービーにしたい。酒井監督、よろしくお願いします。」
との真剣なオーダーから、本制作は始まりました。
動画戦略
弊社の酒井靖之監督は、 この ”要望” に応えるべく、すぐに脚本を書きはじめました。
「非常に難しい、もしかしたらドラマにならないかもしれない」
当初、酒井監督は、そう言っていました。
保育士と子供たちの関係や、正しい保育のあり方を上手く書こうとしても、
「ドラマがなかなか生まれない」と語っていたのを覚えています。
酒井監督は、物語の語り部を、”ママ” の方に持っていきました。
娘を可愛いがるゆえに、娘がしたくないことを強要してしまっていたママ。
本来の自分を見失ってしまう娘。
やがて、娘はプライムスター保育園に入ることによって、本来の自分を取り戻していく。
娘が明るく変わっていく姿をみるうちに、ママ自体が大事なことに気づいていく、という感動のストーリーに仕立てました。
将来の基盤を育てる保育のあり方を、ドラマのなかでナチュラルに表現できていると思います。
これから子育てをする人、子育て真っ最中の人、保育について学んでいる人、保育に携わっている人。
世の中のどんな人が観ても共感してもらえるドラマと言えます。
クライアントの想いをしっかり受け止め、「感動」でお返しする、酒井監督らしさ全開の作品となっています。