お客様のご要望
2017年にプリントパック映像をつくらせていただきました。(TV-CM 「日本中のお役に立ちたい」)
その映像が好評を博し、是非今回も、ということでお話をいただきました。
しかし今回は、前回とは全く違う表現方法の映像をつくりたいとのこと。
最初の打ち合わせの際、プリントパック様から動画のご提示がありました。
提示されたのは「タイの感動動画」。
タイに住んでいる親子の物語を描いた心温まるストーリーのもの。
プリントパック様は、今回、こういう表現方法で自社の魅力を伝えたいとのご要望。
その打ち合わせに参加していたアーツテックメンバーはその言葉を聞き、自信高らかといった表情になりました。
弊社代表 酒井監督の代名詞とも言えるものに「感動 CM」があるからです。
ショートフィルム仕立てのそれらの作品は、
動画を公開するたびに反響を呼び、企業色・宣伝色を一切出していないにも関わらず、
実効果を出すことに成功しています。
そのことを知らなかったプリントパック様に、「感動CM」のことを伝えると、即全てを一任いただけました。
そして、今回の映像をつくるにいたりました。
動画戦略
この作品の特徴としては、「お父さんが主役」というあまり世にはないスタイルであるということです。
家族のストーリーとなると、お母さんやおばあちゃんが主役になりがちなところを、あえてお父さんを主役にしたことで、
日々働くお父さん世代の心をも打つ作品となりました。
作品作りの中で、酒井監督が一番意識したことがリアリティさでした。
勘当した過去があっても、同じちが流れているという事実との間で揺れる父と子のリアリティ溢れるセリフと表情。
世のお父さん、多くは語らない方も多いのではないでしょうか。
言葉数少なくとも、リアリティのある表情でお父さんの気持ちがとても表現された作品です。
セリフの間や、表情はもちろん、最後のシーンの夕陽のタイミング、家の中にある小さな小道具一つまで、
全て緻密に計算し、人の共感性を考えた演出で、画をきっていたと酒井監督は言います。
見る人に、共感をうむロジックを詰めた感動動画の1作品です。