お客様のご要望
かつて建設業界と言えば、「きつい」「汚い」「危険」の3Kと呼ばれ、夢や志を持った若い人があまり寄って来ない世界でした。
しかし、実態はそうではありません。
そのため、3Kのイメージとは異なる仕事であることを伝えるスタイリッシュな動画を作りたい、というのがお客様のご要望でした。
さらに、事業領域や企業理念なども視聴者にスタイリッシュな形で伝えることももう一つのご要望でした。
動画戦略
私どもが考えた動画戦略は、全体をスタイリッシュなイメージで統一し、メーカーにありがちな製造工程を展開するといった形の動画ではなく、視聴者が、企業に入りたくなる、依頼をしたくなる、そんなブランディングムービーにすることでした。
スタイリッシュなブランディングムービーにするために立てた戦略は、主に以下の4つ。
① ナレーションを入れずに音楽やテロップでスタイリッシュなイメージを創る
現代の学生世代は、音声なしで映像を見ることに慣れている人が多いです。
そのため、ナレーションベースではなく、テロップで伝えることは効果的です。
② キャッチコピーを創り、インパクトのあるテキストを埋める
圧倒的なブランディングのためには、キャッチコピーが要となってきます。
そのため、酒井監督により、10案以上のコピーが考案され、その中から厳選されたキャッチコピーを採用しています。
③ 『社会インフラを私たちが支える』という大きな使命のもと、
高層マンションの街並みを背景に颯爽と歩く社員を印象的に表現する
豊洲のタワーマンション群を背景に颯爽と歩く、3名の若手社員をオープニングカットに使用することで、
学生が「かっこいい」と思い、企業のイメージや業界イメージが過去の3Kのイメージとは一線を画すことができました。
④ クレイ感のあるタイトルでブランディングと圧倒的なセンスを表現する
社名に「ソイル」という言葉が入るように、土壌のイメージは、切り離すことのできない存在でした。
ですが、土壌のイメージそのままでは、スタイリッシュとは距離があると考えました。
そこで、私どもが表現したのは、砂嵐の中から現れる「TOKYO SOIL RESEARCH」の文字。
土版に彫り込まれたような重厚感のある表現で、会社紹介動画でありながら、圧倒的な存在感を示す動画となりました。
これらの動画戦略で、圧倒的な世界観を演出するスタイリッシュなブランディングムービーの制作が実現しました。