ストーリーで伝えるブランデッドムービーとは - 映像制作・動画制作会社 - ARTSTECH(アーツテック)

ストーリーで伝えるブランデッドムービーとは

2020.08.11 (Tue)

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ブランデッド動画を作るにあたって、どのようなアプローチで自社の商品・サービスを紹介しようかお悩みの方へ、

アーツテックが作り出してきた手法の一部をご紹介いたします。

 

企業様や商品・サービスのPR動画として、ブランデッド動画が
多く用いられるようになりました。
わたしたちアーツテックは、企業様の理念やミッション、今後のビジョンを映像にすることで、

その企業様しか持ち得ない魅力を表現する動画を、ブランデッド動画として作り上げています。

 

では、どうしたら効果のある動画になるのか?
企業様や商品・サービスの持つ魅力をどうしたら表現することができるのか?

 

過去の作品とともに、その手法を解説していきたいと思います。

 

◆ストーリー仕立ての感動動画

ブランデッド動画として企業様や商品・サービスの魅力を紹介する手法の一つが、
この「ストーリー仕立ての感動動画」とわたしたちが称しているものです。

 

 

◼️ 事例 「DSファーマアニマルヘルス プロモーションムービー

 

こちらの動画は、動物用の医薬品を開発・販売する製薬会社様のブランデッド動画です。

 

日本初となる動物用細胞医薬品の事業化に向けた取り組みを行うなど、
一般的な製薬会社の域にとどまらず、常に新しいことに挑戦しており、
医療の発展には、獣医師とペットオーナーとの絆が不可欠であるという点に着目し、
ヘルスケアサイクルに総合的に貢献できる会社であるということを、
既存顧客および見込み顧客となる獣医療関係者に伝える動画を制作したいと
ご依頼を受けました。

 

しかし、ブランディングのための動画制作は初めてで、
伝えたい想いはあるものの、どうすればそれが伝わるのか
まったくイメージが湧かない、という状態でご相談に来ていただきました。

 

そこで、わたしたちはヒアリングを重ね、
動物病院で愛犬を治療してもらう過程で、少年と獣医師との間に
信頼関係が築かれていく様子を描いたドラマをご提案しました。

 

動画の中で、初めて愛犬の不調に直面した少年は、いぶかしげな表情で獣医師を見ています。
少年にとって、愛犬はかけがえのない家族であり、
その大切な家族をこの人に任せて良いのだろうか?と不安に思っているのです。
しかし、薬が処方され、アフターケアを行なっていくうちに、
その表情から不安は払拭され、
少年と獣医師の間に心の絆が生まれていったことがわかります。
それはペットと暮らす人にとって、自分ごととして共感していただける
心理ではないでしょうか。

 

これは、単なるインフォグラフィックや言葉で
図式化するだけでは伝えることができない、人間がもつ繊細な感情の表現です。

 

そこをストーリー、ドラマ仕立てにすることで初めて、
見ている人の共感を得ることができるのです。

 

そしてその物語自体が、『動物病院と家族を繋ぐ』という
会社の理念そのものを表すことができています。

 

また、IT化を推進しているということを表現するため、
一例としてストーリーで実例を組み込む。
ナレーションで伝えられるよりも、よりわかりやすく
視聴者の方に伝えることができ、高評価をいただいております。

 

 

◆ストーリー仕立てのブランデッド動画のデメリット

しかしながら、ストーリー仕立てのブランデッド動画にも当然、メリットとデメリットはあります。
ブランデッド動画をストーリー仕立てで制作したいと思った時、
まずデメリットとしてあげられるものが、以下の2点になります。

 

1. しっかりとした演出を行わなければチープになってしまう
2. 全てをストーリー仕立てにするのは逆効果

 

 

1.しっかりとした演出を行わなければチープになってしまう

まず、皆様はドラマと言うと、映画やテレビドラマの存在を思い浮かべるかと思います。
その中で、演技に難があったり、カット割りがおかしく、
場面が唐突に変わったりしたとき、不快な気分になりませんか?
自主映画のような、素人作品のようなものを出してしまうと見ている人は必ず嫌悪感を抱いてしまいます。

 

「ここに突然〇〇が出てくる」「この演技が棒読みすぎる」などといった違和感に、
視聴者の方はすぐに気づいてしまうのです。

 

つくり込まれた世界観を貫き通さなければ、
そのドラマには嘘が生じ、そこで視聴者の方の共感を失ってしまう。
どのような演技をするのか、どのようなカットを繋いでいくのかで、
作品の出来は天と地もの差が生まれてしまいます。

 

そこで大事なのは、役者の演技力であったり、脚本の内容の力であったりしますが、
何より大事なことは「演出力」である、とわたしたちは考えます。

 

 

2.全てをストーリー仕立てにするのは逆効果

ストーリー仕立てのドラマは、感情で共感は得られても、
リアルな事を伝えるには信憑性の薄いものとなります。

 

本来なら、ドキュメンタリースタイルで伝えなければいけないような出来事を
ドラマ化してしまうと、「なんだこれは、嘘じゃないか」というような
印象を持たれることもあります。

 

例えば会社案内動画で、社内の様子をドラマで描いてしまうと、どんなに
和気藹々とした雰囲気を描いても信憑性に欠けてしまいます。

 

また、統計などをもとにしたデータや数値を提示したいとき、
ドラマを介してしまうと、そのデータ・数値は信用できないものと思われてしまいます。
よって、全部をドラマ化するということが正しいことではありません。

 

ストーリー仕立てのブランデッド動画を成立させるには、
「ドラマで描く部分」と「しっかりと数値を出す部分」を理解することが重要です。

 

 

◆ストーリー仕立てのブランデッド動画のメリット

先述したとおり、ストーリー仕立てで制作するブランデッド動画には
様々なメリットがあります。

 

1. 企業様の持つ理念や商品・サービスの特徴が、視聴者の方に伝わりやすくなる
2. 似た業態・業務・サービスの会社との差別化ができる

 

この大きな2つのメリットについてご説明します。

 

1.企業様の持つ理念や商品・サービスの特徴が、視聴者の方に伝わりやすくなる

ストーリー仕立てのブランデッド動画の大きな特徴として、
「動画の視聴者の方に共感してもらえる=自分の身近な経験に照らし合わせてもらえる」
ということがあります。
共感してもらうことで、単なる説明よりもよりわかりやすい形で
企業様の理念や商品・サービスについて納得してもらえる。
これはストーリー仕立てのドラマにすることで初めて得られる、大きなメリットです。

 

 

2. 似た業態・業務・サービスの会社との差別化ができる

わかりづらいサービスや、他社のサービスとの差別化がつかない場合。
または、心の共感性を非常に大事にするサービスや、どこかにその必要性がある場合には、
このストーリー仕立てのブランデッド動画というものは非常に有効な手段になります。
単に文言を綺麗な声のナレーターに読み上げてもらうだけでは伝わらないものが、

ストーリー仕立てのドラマでは伝えることができます。
無形の理念・ミッションやビジョンこそ、ストーリーを用いて伝えることで、

唯一無二のものとして視聴者の方に伝わるのです。

 

 

◆どうすれば良いブランデッド動画をつくることができるのか

そもそもブランデッドというのは、その企業様の存在意義、
またそのミッション、ビジョンというのを明確化することが大事になります。
もう一つの側面は、「○○と言えば、この会社」と言われるように、
何々と言えば何々と言われるものが、しっかりとしたブランディングが
確立されてる会社です。
ただ単に「わたしたちはこういうイメージでこういうことを考えています」と言うだけで
ブランディングが成立するのであれば、どの企業様も何の苦労もすることはないでしょう。
ところが現実問題、それは簡単なことではありません。

 

例えば製薬会社一つとっても、何千もの企業様が存在しています。
業界はどの業種にしても、他企業様というのが乱立しているのが現実です。
そのため、「わたしたちの会社は何を目指しているのか」というものを確立するためには、
ブランデッド動画においても非常にオリジナリティーというものを
大事にしていかないといけません。
では、そのためにはどういったことに注視するべきか?

 

1.映像制作会社の選び方
2.伝えたい企業様の魅力を明確にする

 

以上2本の柱でご説明いたします。

 

 

1.映像制作会社の選び方

実は、ストーリー仕立てのブランデッド動画を制作する、と言うことは
ある種の冒険・賭けでもあります。
なぜなら、どんなにストーリーがよくても、演技や画面作り一つで
ドラマは嘘くさくなり、ブランデッド動画そのものを
チープなものにしてしまうという恐れがあるからです。

 

弊社の代表である酒井監督は、元々ドラマ畑出身で、
数十本ものドラマの監督として活躍してきた人間です。
広告業界では、CMも含めて、本当にリアルなドラマを作れる会社というのは、
正直、あまり多くはないと思います。
ドラマを描ける監督は、テレビのドラマ部や映画の監督として活躍しているからです。

 

そういう広告の世界の中で本格的なドラマを描けることは弊社の特徴であり、
他社では難しいことかとも思います。

 

大事なのは、ドラマという冒険・賭けの手段を任せられるほど、
信頼関係を築いている動画制作会社があるか。
初めて動画を作るのであれば、その制作会社の過去の作品に、
任せられると信頼に足るほどの作品があるのかどうか。

 

しっかりとリサーチし、この点に気をつけることが重要です。

 

 

2.伝えたい企業様の魅力を明確にする

先の企業様のように、

 

「企業様の理念はあるが、実際それがどのような形で伝わるかわからない」

 

「同業他社と同じような業務内容で、自社の魅力がわからない」

 

といった企業様のご担当者も多くいらっしゃいます。

 

似たような理念・サービス内容と言っても、そこには必ずその企業様しか持ち得ない魅力や

オリジナルティが存在していると私たちは考えております。

 

なぜなら、過去動画を制作させていただいた1300社以上にも上るどの企業様にも、
それぞれオリジナルの魅力があり、企業様自身が気付いていないだけだということが
多かったためです。

 

ストーリー仕立てのブランデッド動画を作るにあたって、
特にこの伝えたい理念・魅力を明確にする事が大切となりますので、
もし、ご自身でオリジナルの魅力が分からない、見つからないと言った時には
その動画を作る制作会社にご相談ください。

 

弊社のように、ヒアリングを重ねる事で
企業様の魅力を浮き彫りにさせることができるかと思います。

 

 

 

◆まとめ

わたしたちアーツテックは、オリジナルというものに強くこだわってきています。
「〇〇風」というものを作る考えはなく、
逆に「〇〇風」と呼ばれる動画を制作する先駆者として、
この映像制作業界を走ってきたと私たちは自負を持っています。

 

わたしたちがストーリー仕立てのブランデッド動画を制作するときに、
今までのドラマ作りで培ったこの知見、ノウハウを駆使しながらも、
いつもこだわっている美は、
ドラマを見ることによって、企業様から視聴者の方へ

 

 

「ああ、こういう考えなんだ」
「この会社は◯◯なんだ」

 

 

ということがきちんと伝わるということ。

 

 

それを可能にする動画制作のことを、
わたしたちはいつも「戦略的な動画」と呼んでいます。

 

 

戦略的な動画というと少し難しく聞こえますが、
ITの代理店さんのような難しい仕組みやSEOなどの手段で、ただ単に視聴回数を
伸ばしたりエンゲージメントを高めたりするような、そういった戦略ではありません。

 

見た人の心が動く。

その動画の内容を心にずっと大事にしていく。

またはこの感動を、この喜びを、この動画を人に知らせてあげたいという
アクションを起こしていく。

 

これが実現する動画のことを、わたしたちは戦略的な動画と呼んでいます。

 

企業様の目的を汲んだ、真に効果的な動画を作ることができるのも、
プロフェッショナルの自覚と経験によって成されるものだと考えています。

 

今回挙げた例や費用感などは一例にすぎません。

アーツテックでは、企業様様のご予算に応じた動画制作も行っております。

「どんなPR動画にすればいいのか……」
「効果的な動画は具体的にどんなものなのか……」
「こんな動画が作りたいのだけど、費用はどうなるのか……」

動画制作、費用の相談など、分からないことがありましたら、
お気軽にアーツテックにご相談ください。

 

 

 

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