勝率9割!表現のプロ直伝の採用される企画書とは?
2024.05.17 (Fri)
2024.05.17 (Fri)
業界・職種問わず、企画書・提案資料というものは、日々たくさん作られているかと思います。
その企画書作成に頭を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
コンペを勝ち取るためには、どのような企画書を作ったら良いのか。
競合他社はどのような企画書を作成しているのか。
そんな頭を抱え、企画書作成に奮闘している方必見です。
本日は、コンペを勝ち抜く企画書作成の極意についてお話ししていきます。
ポイントはたったの3つです。
この3つを抑えることで、より効果的な企画書を作成することができるでしょう。
まずはじめに、一目でわかる見やすさが大切です。
例えば、先方にご年配の方がいる場合は、通常より文字サイズを大きくする。
全ての文字を同じサイズにせず、メリハリをつけることで、大切な要素を一目で伝える。
こういった工夫は、ファーストステップでできるかと思います。
常に念頭に置いて頂きたいことは、企画書一人歩きするということです。
担当者の手から、上長・役員の手に渡っていくことも想定されます。
その際、いくら担当者へのプレゼンテーションがうまくいっても、決裁権のある方へ担当者が上手にプレゼンできるとは限りません。
そのため、企画書だけで企画を伝える力・通す力を持っている必要があるのです。
また、決裁権を持つ方に多い点として、企画書に目を通す時間が限られているということがあげられます。
パパッと目を通しただけで伝わらなければ、それはきっと決裁されることはないでしょう。
あくまでも相手は担当者だけではありません。
どのような相手が見てもわかりやすい企画書であるということ、これは採用される企画書の大きなポイントの一つです。
2つ目のポイントは色の使い方です。
目立たせたい一心で、色をたくさん使っては、ごちゃごちゃしてしまい、結果としてみにくい企画書になってしまいます。
一方エクセルやパワーポイントで作られた The 書類といった色味であると、相手の心を動かすことは難しいでしょう。
色を上手に使用することで、企画書全体のテーマを作り上げることができ、また、視覚的に印象に残る見せ方を実現することが可能になります。
「色の使い方とか考えたことなくて、どうしたらいいかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
筆者も実は、色の使い方は絶賛特訓中のため、とても気持ちがわかります。
そんな我々の強い味方をご紹介します。
(引用:https://book.impress.co.jp/3colors/)
『3色だけでセンスのいい色』という書籍になります。
こちらは、下の写真のように3色だけを使用したデザインのイメージ案と色数値がテーマごとに書かれている本になります。
(引用:https://book.impress.co.jp/3colors/)
その時々の作成したい企画書のイメージから、使用する色を選ぶことができます。
また、3色の色だけではなく、3色のうちどの色をベースカラーにして、どの色をアクセントカラーにしてなど、色使用度の比率なども書かれており、こちらの本を参考に色を作ってみるものおすすめです。
(引用:https://book.impress.co.jp/3colors/)
ベタ打ちの書類のようなテキストであると、印象が書類的になり、相手の心を動かすことは難しいでしょう。
美しい企画書にするためには、文字のバランスを意識することが重要です。
文字のバランスとは、例えば、
◯カーニング(文字間の調整)
◯揃え(左揃え・右揃え・中央揃え)
◯フォントの選定と使い分け
などを意識することがその一つです。
(引用:https://mtrad-blog.com/2021/07/26/post-2359/)
上のイメージをご覧ください。
カーニング前と後では、全体のバランス感の良さが変わってきます。
PCの性質上、平仮名同士の感覚や、句読点の後のスペース、数字と文字とのスペースなどは開きやすい傾向にあります。
それらを調整することで、バランスの良いテキストになるのです。
また、フォントの選定は、企画書それぞれのイメージにより行う必要があります。
明るくポップな印象にするのであれば、ゴシック体。
真面目で誠実な印象をつけたいのであれば、明朝体。
また、ゴシック体の中でも、細いもの太いものキャッチーなものさまざまあります。
企画書に合わせたテイストを選ぶことで、企画書全体の世界観を作り、結果として統一感のあるものに仕上がっていくでしょう。
酒井監督は
「企画書の書き方について書かれている本が役に立った試しはない。
僕の考えは、上手に企画書を書ける方法についての本がもしあるなら、1000万円出してでも買う。
なぜなら、企画書を上手に書ける人が1番稼ぐことができるから」
といつも言っています。
では、どのようにしたら、酒井監督のように次から次へと売れる企画を生み出すことができるようになれるのか、聞いてみました。
「書けるようになる方法は、ただ1つ。書いて書いて書きまくり、悩んで苦しんで、糸口を紡ぎ出す。
常にアイデアソースを自身の中にストックしておく。不必要と言われるような情報でも、常にストックする。
そして、古今東西の名作・名画を片っ端から見て、自分の潜在意識にストックしておくこと」
だと教わりました。
つまり、どんな参考書より頼りになる自分のインプット・ストックを作るためには、情報収集が必要不可欠です。
しかしながら、この情報収集は、今流行っているものやリアルタイムな情報だけでは非常に浅く、企画書でも厚みが出ない。
歴史や未来観、古今東西の歴史、社会、経済、政治、あらゆる分野に精通してこそ、厚みのあるものが作れると酒井監督は仰っています。
企画書は、下は20代から上は70代までの方に見ていただく可能性を秘めています。
つまり、ある年代の人だけにウケの良い企画書では、勝てる企画書にはなりません。
日々の情報収集を欠かさず、企画書に厚みを生むことで、幅広い層の心を動かす企画書を作ることができるでしょう。
しかし、日々の情報収集は、一朝一夕でできることではありません。
そこで、まずは、目の前に与えられた企画を仕上げるために、徹底的に研究する。勉強する。
それが結果として、別の企画など今後に生きてき、自身のインプットにつながると考えます。
いかがでしたでしょうか。
本日は、勝てる企画書の書き方について説明して行きました。
ゼロから1を生み出すことは、1から10を生み出すより難しいことでしょう。
しかし、本日お伝えしたポイントを押さえることで、より良い企画書制作に一歩近づくでしょう。
我々アーツテックは、これまで説明してきた考えのもと「企画」に重点をおいた動画制作会社です。
企画を重視することはしなわち、数多くの「売れる動画」を生み出すきっかけでもあります。
例えば、美容家電や大手ウイスキー会社のハイボールなどの商品を大ヒットさせる動画戦略を生みだしてきました。
また、HOWTOメイク動画などの動画戦略も、弊社が最初に企画したものです。
「どうしてもこの商品を売りたい」
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といった、お考えをお持ちの方は是非弊社までご用命ください。
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