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【カバンの中身紹介】ADバックには何が入ってる?撮影現場で役立つアイテムもご紹介!

2023.07.09 (Sun)

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アシスタントディレクター、略してAD。

 

彼・彼女らをイメージすると、たくさんのガムテープが引っ掛かっている斜めがけの鞄を持っている姿が想像される方も多いのではないでしょうか。

 

ADは、映像制作において、多方面からアシスタントする役割。

そのため、即座位に、かつ柔軟い対応できるようたくさんの道具を常に身につけています。

 

本日は、そのADバックの中身を紹介いたします!

 

持ち物一覧

バッグの中身は、写真の通り。

 

◯無印のショルダーバッグ

 

◯テープ類:パーマセル・養生テープ・カラーテープ

 

◯文具:ハサミ・カッター・ホチキス・油性ペン・ボールペン

 

◯ペンライト

 

◯方位磁石

 

◯カメラ:ブロアー・クロス

 

◯ウエス

 

◯ストップウォッチ

 

◯ガッファーグラス

 

◯ピンチ

 

◯ファンデーション

 

◯イヤホン

 

◯手袋(物撮り用)

 

◯制汗シート(夏季限定)

 

ひとつひとつは小さいけれど、いざ持つと結構な重さになるんです。

 

では次に、これらそれぞれのお気に入りポイントを解説していきます。

 

お気に入りポイント

 

①ペン状のホチキス(写真:水色のもの)

ペンの形をしていて、幅を取らないホチキスはお気に入りです。

 

実は、ホチキスで有名はマックスさまとお仕事をさせていただいた際に、ご厚意でいただいたものなんです。

 

せっかくお話に上がったので、アーツテックが制作したマックスさまの作品をご紹介します。

 

【制作実績】世界中の暮らしをもっと楽に、楽しくする

 

②監督からの貴重なおさがりグッズ

 

ペンライト・ガッファーグラス・ボールペンを首から下げるペンホルダー・カメラのレンズを拭くクロス。

 

実は全て、酒井監督に譲っていただいたもの、お下がりなんです。

 

幼い頃は、お下がりではなく新しいものをよく欲しがったものですが、お下がりのものがもつ歴史や人の温もりほど、プライスレスなものはないと思います。

 

しかも、酒井監督は、「え?こんな良いものいいの?」って思ってしまうほど、ポイッと仕事道具を譲って下さります。

 

でもだからこそ、その道具たちを手にするときは、より一層力が入るものです。

 

そんな酒井監督が大切にしている道具を紹介しているYouTube動画とコラム記事をご紹介します。

 

【コラム記事】結果を出す仕事術 Vol.1「超アナログ仕事術」(後編)

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独断と偏見ではありますが、アシスタント歴2年目の私が思うおすすめADバッグの特徴をご紹介します!

 

①色は黒か地味な色

映像制作に関わるスタッフは、基本的に黒や暗めの色の服を着用していることが多いです。

 

これは、映像に関わるスタッフの好きな色が、みんな黒だからというわけではありません(笑)。

 

ここにある意図としては、鏡やガラスなどに反射してスタッフの姿が映ってしまった時に、白などの明るい色と比較すると、黒や暗めの服装の方が目立ちにくいんです。

 

ガラス越しの撮影などもあるかと思います。そういった際は特に、反射などの写りこみは気にする必要があります。

 

真剣な撮影の中、ちょっとした写り込みでそのシーンが使えないなんてことになったら大変です。

 

従って、ADバッグもなるべく黒、もしくは地味な色のものを選ぶのが無難でしょう。

 

 

②ポケットが多い

細々したものをひとつのカバンに詰め込み、必要とされる場面で瞬時に取り出す。

 

だからこそ、どんな形でも構いません。

 

持ち主が中身・場所を把握できるような作りのカバンはおすすめです。

 

③マジックテープではなくファスナーやボタンタイプ

撮影中、「あっ、次の場面にきっとこれが必要だな」とふと思う瞬間がたくさんあります。

 

しかし、カメラが回っており音を立てることができない。でも、カメラが止まった瞬間に出したい。

 

1分1秒を争う撮影現場では、そういった感覚がひしめきあっています。

 

それに比べて、ファスナータイプやボタンタイプであれば、音をあまり立てずにアクションを起こすことも可能です。

 

少し、姑息な真似のようにも思えますが、そういった小さな工夫と気遣いの組み合わせでADバッグはできています。

 

まとめ

以前取材させていただいた方で、蛇を飼われている女性がいらっしゃいました。

 

その方は、「蛇とは会話ができないながらも、心を通わせようと努力している」と楽しそうにお話しされていました。

 

蛇は生物ですが、その言葉は、生き物ではない仕事道具はもちろん、身の回りのもの全てに言えることだと私は思っています。

 

物だから、感情がないから、ぞんざいに扱っていいというわけではありません。

 

むしろ、自分たちの手元に来てくれたそおん出会いに感謝して、どんなものであっても大切に扱う。

 

自分はお風呂に毎日入っているのに、自分の履いている靴は磨かない。

 

自分は、存在を無視して欲しくないのに、ものを簡単に捨てる。

 

私には、それはとても横柄なことのように思います。

 

壊れてしまっても、修理に出す。こまめに靴を磨く。

 

自分がされて嬉しいことを人にしなさいという教えは、対ものに対しても言えるでしょう。

 

アーツテックで映像制作の仕事に携わらせていただいていると、こういう小さな心の持ちようひとつも映像を紡ぎ出す上で大切なんだと思います。

 

酒井監督は、

「誠意を尽くしたら、必ず誠意で返してくれる。そう信じてる。だから本気になれる」

 

と、おっしゃっていました。

 

周囲のものや人に対して誠意を持ちながら仕事をすること、それは、ストップウォッチに対しても、一緒に働く人に対しても。

 

一人ひとり、一つひとつに対する誠意と愛がADバッグの道具たちには込められています。

 

これが、ADバッグが肩こりするほど思い理由かもしれません(笑)。

 

 

 

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